産科婦人科福岡医院(京都府京都市)院長インタビュー

カテゴリー│インタビュー 2018/03/19 12:00

大病院よりきめ細やかなケアができる産院をつくりたかった

福岡医院は堀川通り沿いにあります
福岡正恒院長に開業当初の想いを熱く語っていただきました

満面の笑みで迎えていただいた福岡正恒先生に、院長になられて取り組んだこと、そして福岡医院のコンセプトについてお伺いしました。

福岡院長「京都大学の講師を辞めて福岡医院を継いだとき、私は『4F』すなわち、女性(Female);胎児(Fetus);家族(Family);未来(Future)のためのクリニックを作るという基本理念を定めました。『F』の字をモチーフにした、福岡医院のロゴマークにもその想いを表現しています。

福岡医院では、妊娠/出産のために受診している患者さんを妊娠中から出産後までしっかりフォローしていくために、3つのことを大事にしています。

1つめは、『楽しいマタニティライフを』ということです。つまり妊娠中は楽しくすごしてほしいということです。人によっては心配せざるを得ない状況もありますが、理由もなく心配ばかりしているのは、お母さんにも赤ちゃんにも望ましくありません。

そのために、不安の解消に役立つテキストをお渡ししていますし、マザークラス・エクササイズ・ヨガ・ハーブブレッスンなどの教室もたくさん開催しています。

正しい知識を身に付け、定期的にからだを動かし、患者さん同士でコミュニケーションをとっていただくことにより、楽しく妊娠中を過ごすことができると思いますので、ぜひ参加していただきたいと思います。
 

アロマ専用の部屋

福岡院長「2つめは、『安全かつ快適な出産』です。福岡医院ではすべての患者さんの経過を私がしっかり把握して、異常の早期発見に努めています。もし異常が見つかれば、私の出身である京大病院をはじめ、最適の治療をおこなえる高次医療機関にすみやかに紹介しています。

施設面では、院内全館でモニターできる分娩監視システムを導入し、また分娩室のとなりに手術室を作るなど、安全な分娩がおこなえる態勢を整えています。万一高次医療機関への搬送が必要な緊急事態が起こった場合でも、京都市の中心部にあるため、どの病院にも救急車で10分程で搬送が可能です。

その一方、医療設備以外では、できるだけ病院らしくない落ち着いた雰囲気で安らいでいただけるように気を配っています。たとえば、院内のディスプレイは、季節を感じられるように毎月変えています。“つわりのときが、桜の時期だったね”とか、“出産したのはクリスマスの時だった”とか、その季節になると思い出していただけたらうれしいです」
 

毎月違うテーマで季節感のあるデコレーションを実施。12月はクリスマス!

福岡院長「3つめは、『不安のない産後』です。福岡医院では『お母さんにも赤ちゃんにもやさしく』をモットーにしていて、出産後の方には、型にはまった対応をすることなく、患者さん一人ひとりのペースに合わせています。

たとえば、授乳時間は赤ちゃんのペースで、母児同室/異室も患者さんのご希望を優先しています。その一方、退院後不安なく過ごせるように、授乳や沐浴の指導は懇切丁寧にしています。

また入院中は、お産の疲れをとり、心身ともにリフレッシュしていただくということも大切に考えているので、お食事は3食、母体にやさしい『産育食』をお部屋までお持ちし、退院前にはフルコースディナーも味わっていただきます。アロママッサージの施術も、院内の専用の部屋で受けていただけます。

一方、退院後についてもきめ細やかなケアを心がけています。開院当初から、当時は珍しかった母児の退院後一週間健診をおこなっており、随時、電話などでのご相談にも応じています。それぞれの患者さんの状況に応じた対応やアドバイスをさせていただけるのが福岡医院の特徴です。そうしたきめ細やかさが、大きな病院との違いかもしれません。

また産後の教室として、ベビーマッサージ教室・アフターエクササイズ・リトミック教室・離乳食教室なども開催しています。患者さん同士が交流する場としても活用していただいており、育児の不安解消にも役立てていただいています」

分娩の経過は一人ひとり違うんです!

患者さんを初診から産後まで診続けている福岡院長に、出産の心構えを伺いました。

福岡院長「いろいろお伝えしたいことはあるのですが、出産を迎えるにあたり重要なことを一つあげるとすれば、『心の準備が大事』ということです。いざというときにパニックにならないように、できればある程度のイメージトレーニングをしておくのがよいでしょう。

ただし、分娩の経過には個人差があり、必要な処置なども当然、経過により変わってきます。あまり『頭でっかち』になってしまうと、想像通りの経過にならなかったときに、大きなストレスを感じることがあります。同じ方でも1回目と2回目の出産ではちがうことも多いわけで、ましてほかの人と比較することはナンセンスです。

たとえ思い描いた通りに進まなかった出産であっても、産んだことの充実感と、生まれた赤ちゃんへの愛情で幸せいっぱいになれる、そんな出産を経験していただきたいと思います」

患者さんの笑顔のために

福岡院長「福岡医院では、スタッフ全員が、患者さん一人ひとりにしっかりと向き合い、きめ細やかなケアをおこなうことを心がけています。退院時にいただくアンケートでも、スタッフの心配りをほめていただくことが多く、それは福岡医院のなによりの自慢です。

院内のディスプレイなどもそうですが、医療機関として安心してお産にのぞんでいただけることに加えて、プラスアルファの部分でも患者さんの笑顔のためになにができるかを、スタッフ一丸となって常に考えています。

また、私がマイカメラで撮ったベビーの写真やDVD、おくるみなど、産後のプレゼントにもひそかにこだわっています。特にベビーの写真は、ロビーに飾ってもいるので、ご家族の方にも大変よろこんでいただけているようです。

福岡医院は、京都市内にお住まいの方はもちろん、お勤め先がお近くの方、里帰りの方など、さまざまな方に来ていただきやすい立地でもありますので、ぜひお気軽にいらしてほしいですね」

明るいカフェ風の待合室
開放的なデイルームとたくさんの教室も実施している多目的ホール
広くて、カジュアルな個室

ベビーカレンダー編集部


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