事故の状況を的確に把握

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「頭を打った!ぐったりしている!」~まずは正確に状況を把握しましょう

最初に行うことは意識があるかの確認----足(足底部)をゆすりながら耳元で「わかる?わかる?」など、声をかけます。遠くの人を呼び戻すような感じでだんだんと大きな声で呼びかけながら、子どものまぶたを凝視し、反応をみます(目がパチパチする場合は意識がある)。 
意識が無い場合、救急車を呼びます。

●他にも人がいる場合
だれかに救急車を呼んでもらい、呼吸も意識もない場合は、自分は即座に「人工呼吸+心臓マッサージ」を開始。
●ひとりきりの場合
呼吸も意識もない場合は、まず1分間「人工呼吸+心臓マッサージ」を施してから、救急車を呼びます。これらは一秒、一分でも早く行うことが大切です。

 

➡ POINT

特に外出中の事故の場合「誰か救急車を呼んでください!」だと、みんな誰が呼ぶだろうを思い込み、実際は誰も呼んでいない場合もあります。「その赤いネクタイの方、救急車をお願いします」など、頼まれた本人が自覚するように呼びかけましょう。
 

人工呼吸

1.   意識の無い場合、まずは確実に「気道確保」(意識がなくなると大人も子どももあごの筋肉がゆるみ、舌が空気の通り道をふさぎ、呼吸が出来なくなってしまうため)。あおむけの状態で、頭を低く下げて、あご先を上げ、息の通路を確保し、空気の通りをよくします。
2.   自分のほほを子どもの口元に近づけて、目は胸のほうを見ます。6秒程度(10秒以内)の観察を行い、胸の上下を確認。呼吸していないようなら「人工呼吸」開始。
3.   大きく口を開け、子どもの鼻と口両方を自分の口で覆い、息を吹き込みます。1秒から1.5秒吹き込み、2度繰り返します。
 

➡ POINT

小さな子どもなら、大人が大きな口を開ければ鼻・口同時に覆えますが、難しい場合は鼻のほうから息を吹き込みます。

 

➡ POINT

強く吹き込み過ぎると、肺が破裂することもあります。子どもの胸の上下を観察しながら、軽く胸が上昇する程度に吹き込みましょう 。

4.   吹き込みながら胸を見ます。胸の上昇があれば、空気が入っている証拠。吹き返しがあるか、または咳込みや、体を動かしたりするかを観察しながら、自分のほほを赤ちゃんの鼻・口元に近づけ、数秒確認します。
5. 少し体を起こして全体を見ます。手足の動きがあるかを数秒以内で観察。なければ、次に「心臓マッサージ」を行います。

 

 

心臓マッサージ

1.   【重要】正確な位置を押すことが大事です。間違った場所を押すと、ろっ骨が折れてしまう場合もあります。左右の乳首を結んだ線上の真中を、片手の中指と薬指の2本で押します。
2    乳幼児(8歳未満)---100回/分 新生児(生後28日まで)---120回/分のペースで行い、これを2~3分続けます。
3.   数秒ほほを子どもの鼻・口元に近づけ、呼吸もしくは体の動きがあるかどうか「観察」。なければ再び「心臓マッサージ」を同じ要領で続けます。
4.   意識が戻る、または救急車が来るま次のセットで続けましょう。
乳幼児----心臓マッサージ5回+人口呼吸1回
新生児---心臓マッサージ3回+人口呼吸1回

 

➡ POINT

「人工呼吸」と「心臓マッサージ」の間隔は空けずに、数秒の観察をしたらすばやく次の処置を行ってください。


 

 

 

2015/07/02


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