子宮頸がんは予防できる唯一のがん(3/5)

子宮頸がんの発症メカニズム、症状

発がん性HPVに感染したすべての人が子宮頸がんになるわけではなく、ほとんどの場合は一過性で、ウイルスは自然に排除されます。まれにウイルスが排除されずに、感染が持続してしまった場合にのみ、子宮頸部の細胞の変化(異形成)が起こり、がんになる前の状態である「前がん病変」となります。更にごく一部のケースでがん化していくと考えられています。発がん性HPVの感染から子宮頸がんを発症するのは0.15%程度と推計され、発症までには数〜十数年かかると言われています。

子宮頸がんになっても初期の段階は全く症状がないことがほとんどです。そのため、不正出血や性交のときの出血などに気がついたときには、がんがかなり進行していることが少なくありません。がんが進行してしまった場合、子宮をすべて摘出する手術が必要になることもあり、妊娠、出産の可能性まで失い、女性にとって心身ともに大きな負担となります。また、さらにがんが進行し、子宮だけでなくその周囲の他の臓器にがんが転移した場合には周辺の臓器もともに摘出しなければならなくなり、命にかかわる重大な影響を及ぼします。

 

▶CIN:Cervical intraepithelial neoplasia(子宮頸部上皮内腫瘍)。上皮内に限局する異形成と上皮内がんのこと。子宮頸部表面の細胞が異常増殖したのが子宮頸部異形成で、前がん状態と考えられます。CIN1、CIN2およびCIN3の3段階があります。

 

(情報提供:グラクソ・スミスクライン株式会社

 

2015/07/03


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