【医師監修】おっぱいの上手な飲ませ方

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師三石 知左子 先生
小児科 | 葛飾赤十字産院院長

東京女子医科大学小児科入局後、東京女子医科大学母子総合医療センター小児保健部門講師などを経て、現在、葛飾赤十字産院院長、東京女子医科大学非常勤講師。

おっぱいは赤ちゃんにとってもっとも良質の栄養源です。新生児期はとくに赤ちゃんもお母さんも不慣れですから、なかなか上手く授乳できないかもしれません。でも焦らずに、だんだんと二人のリズムができていきます。
 

(1)お湯で絞ったタオルで乳房をぬぐう

さっと汗や汚れをぬぐう程度で大丈夫です。汗をかいていなければ拭かずにそのままくわえさせてもいいです。これはお母さんの肌の常在細菌叢をもらうことになり、赤ちゃんが丈夫に育つ大切な要素です。

 

(2)出の悪い方から飲ませる

おっぱいは吸われる刺激で出がよくなります。
出が悪い方を先にして、左右バランスよく飲ませましょう。

 

(3)乳輪までしっかりとくわえさせる

乳頭だけくわえても上手に吸えません。唇が外側にめくれるくらい、乳輪部まですっぽりくわえさせましょう。赤ちゃんの舌の上に乳首を乗せる感じにするといいでしょう。

 

 

【医師監修】おっぱいの上手な飲ませ方こわごわ扱うからゲップが出ない?

赤ちゃんにゲップをさせるのは、おっぱいや育児用ミルクと一緒に飲み込んだ空気を出すためです。あまり空気を飲み込んでいない場合もありますから、「毎回必ず出さなくちゃ」と神経質にならなくても大丈夫です。赤ちゃんが苦しそうにしていないかどうか、しばらく様子を見てみましょう。
ゲップが出ないときは赤ちゃんの頭を肩にのるようにかつぎ、胃袋のある背中のあたりをぽんぽんとたたいてみましょう。強めにたたいても赤ちゃんは大丈夫です。

 

 

(監修/三石 知左子先生

 

 

 

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