障害者について適切に説明するには?

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育児のQ&A

障害者について適切に説明するには?

4歳の息子に、身体障害や知的障害についてどう教えたらよいのか、迷っています。スーパーで車椅子を発見した息子に「これは何?」と言われ、「年をとるとうまく歩けないから、これに乗っているのよ」と教えました。
また、車椅子に乗るのはお年寄りだけではないので、身体障害者の絵本を図書館で借りてきて見せたところ、少し分かってきたようです。
しかし、知的障害の場合はどう教えたらよいのか悩みます。以前繁華街で、息子が知的障害の方とぶつかりそうになり、息子は不思議そうに見ていました。まだ身体障害者や知的障害の方の前で発言したことはないのですが、目の前で息子に唐突な質問をされた場合、どのように教えてあげたらよいのか分かりません。
障害者の家族にとっては、「子どもが目の前で素朴な質問をしたときに、親が腫れ物に触るような申し訳なさそうな態度をする方が悲しい」と聞いたことがあります。適切に、かつ相手に失礼にならないように説明するには、どうしたらよいでしょうか?

 

ご質問を読むと、あなたが優しい方なのだということがよく分かります。しかし、心のどこかで「障害があることは、不幸で気の毒なこと」だと思っていませんか?
「障害」について、私たちは普段どう考えているでしょう。私は、仕事や私生活でさまざまな境遇の方と知り合い、障害を持っている方ともお付き合いをしています。大切な命があり、「人」として一生懸命に生きているという意味では、私と何も変わらないのだと思っています。ただ、異なっているのは、手足を使うのが少し不自由だったり、物を考えるのに時間がかかったりするだけなのだと感じています。
まず、お母さんも息子さんも「『人には命がある』ということでは、すべて平等だ」と感じることが大事です。そのうえで、障害者の家族の捉え方を気にせず、あなたらしい説明をすれば十分だと思います。
子どもは、好奇心でいっぱいです。そのため、自分と異なることを不思議に思い、「どうして?」と知りたがります。息子さんは以前、身体障害について絵本などで補足して話したことで、少し理解をしているようですね。さまざまな障害について、今度もきっと理解できるでしょう。

質問に対する答えはあくまでも「参考意見」としてお読みください。個人によって症状や対策は異なります。また、詳しくは診察してみないと判断できない場合もあります。

監修者プロフィール


植松 紀子(うえまつ のりこ)先生

平成4年から「こどもの城」小児保健部にて臨床心理士(常勤)として働き、平成19年に定年退職する。横浜市、藤沢市の各教育委員会のスーパーバイザー。日本学校メンタルヘルス学会評議員、田中教育研究所評議員。

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