親の顔色を伺っているような気がします

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育児のQ&A

親の顔色を伺っているような気がします

7歳(小学1年生)の女の子の母です。娘は一人っ子です。私自身が母から厳しく育てられたので、私も娘に、日常生活についてあれこれ言ってきました。「自分のことは自分でする」「人に迷惑をかけない」ということや、食事の際のお行儀についてなど、細かいことです。
何でもやればできる子で、保育園では周りのお母さんから、うらやましがられてきました。ただ年中ごろからは、私の顔色を伺っているような気がしてなりません。よくできたときは、大げさなくらいほめて抱きしめるなど、愛情を示してきたつもりですが、しつけが厳しすぎたのかと落ち込むことがあります。
夫は私とは正反対で、「子どもなんだから、できなくてあたりまえ」とありのままの娘を受け入れているので、ますます厳しすぎる自分が、みじめに思えることもあります。
2人目がほしいと思うものの、こんな私にはもう1人育てるなんて、無理ではないかと考えてしまいます。

 

あなたが今、「厳しすぎたのかも」と思っているしつけは、あなた自身が、「本当に大事なもの」と思ってやってきたことでしょうか? それとも、お母さんにならって、ただやみくもに厳しくしつけてきたのでしょうか?
7歳のお嬢さんは「あなた」ではなく、あなたも「あなたのお母さん」ではないですよね。「自分が惨めになる」と思うのは、あなた自身が決めてやってきたことではないからかもしれません。
子どもには、「できたこと」を大げさにほめるより、たとえば「朝、自分で起きて、お母さんはうれしい」というように、「当たり前にやっていること」に注目し、勇気づけの言葉をかけてみましょう。すると、子どもは自分の人生に自信を持つことができます。
親が特別な注意をしなくても、子どもは10歳すぎには、自分で自分の人生を決めていきます。そのときにできるだけ黙って見守れるよう、今から意識を切り替えていきましょう。

質問に対する答えはあくまでも「参考意見」としてお読みください。個人によって症状や対策は異なります。また、詳しくは診察してみないと判断できない場合もあります。

監修者プロフィール


植松 紀子(うえまつ のりこ)先生

平成4年から「こどもの城」小児保健部にて臨床心理士(常勤)として働き、平成19年に定年退職する。横浜市、藤沢市の各教育委員会のスーパーバイザー。日本学校メンタルヘルス学会評議員、田中教育研究所評議員。

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