抱き癖って本当にあるの?
赤ちゃんの抱き癖のことで悩んでいます。私は抱き癖がついても構わないから、どんなときでも抱っこできる時間があれば、たくさん抱っこしてあげたいと思っていますし、そうしています。しかし義母は、おっぱいやおむつ以外のことで泣くと、「泣き疲れたら勝手に寝るんだから、放っておいても大丈夫」と言ったり、どんなに激しく泣いていても、抱き上げるとピタリと治まるので、これを義母は「抱き癖がついたんじゃない? 抱き癖がつくと、ママも困るし、預かった人も困るんだよ」と言います。最近では、夫まで義母と同じことを言うので、抱いてあげたい私としては、言われる度にものすごいストレスを感じます。そのせいか、最近では食欲がなく、めまいもします。私は、抱いて泣き止むのは抱き癖ではなく、赤ちゃんの本能じゃないかと思っています。抱き癖って本当に存在するのでしょうか? また、抱き癖があるとしても、抱き癖がつくのは悪いことなのでしょうか?
今、お子さんは生後何カ月になっていますか? 赤ちゃんは泣くのが仕事ですが、生後8カ月ごろからは「甘えて泣く」という技を覚えます。泣いているときには、空腹や排泄、痛みなどの生理的欲求によるものなのか、甘えによるものなのか、特に意味はなく泣いているのかを見極めるようにしてください。それをしないで、ただ抱いてしまうと、お母さんは赤ちゃんに振り回されてしまいます。抱いてばかりいると、赤ちゃんは1人で寝なくなります。それを「抱き癖がつく」と言うのです。眠いときにはそばについて、背中をぽんぽんと叩きながら、寝かせつけていくのもいいですね。抱っこも大事ですが、生後8カ月すぎた赤ちゃんには、1人で過ごす経験もぜひさせてみてください。