放射能汚染が気になる地域での夏の暑さ対策は?

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育児のQ&A

放射能汚染が気になる地域での夏の暑さ対策は?

5月3日に出産した新生児とともに、福島県本宮市で暮らしています。東日本大震災後の福島原発事故の影響により、放射線量が通常の約30倍の値になっています。
妊娠中から家の窓を閉め切ったり、外出時にはマスクをつけるなど気を使ってきましたが、夏になるとそうもいきません。窓を閉め切ると、部屋の温度は30度を越えてしまいます。
放射能の影響が気になる地域で、夏に気を付けるべき暑さ対策には、どんなことがありますか?

 

事故直後には、大量の放射性物質が空気中に放出されたため、窓も開けられずに大変な思いをされたことと思います。
ただ、この放射性物質はいつまでも空気中を漂うものではなく、事故発生から3ヶ月たった現在では空気中の塵に付着した物質が地面に落ち、地表に沈着している状態です。そのため、学校などのグランドの表面の土を削り取っているのです。
現在、屋外と屋内のさまざまな高さで放射線量が継続的に測定され、その結果が発表されています。事故発生から3ヶ月後の現在では、この測定値は上昇していません。つまり、空気中に放射性物質が漂っているとはいえないので、窓を開けても大丈夫です。
ただし、風が強い日に土ぼこりが舞い上がると、そのほこりに付着している放射性物質も一緒に舞い上がるので、窓を閉める、外出を控えるなどの対策を考えた方がいいでしょう。
また、一般的に低月齢の赤ちゃんは、暑い時期にわざわざ外気浴を目的として外出する必要もないので、家でエアコンを使って適切な室温環境で過ごされるといいでしょう。

質問に対する答えはあくまでも「参考意見」としてお読みください。個人によって症状や対策は異なります。また、詳しくは診察してみないと判断できない場合もあります。

監修者プロフィール


三石知左子(みついしちさこ)先生

東京女子医科大学母子総合医療センター講師などを経て、葛飾赤十字産院院長。

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