【医師監修】マタニティブルーとは?

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監修者プロファイル

医師池谷 美樹 先生
産婦人科 | 横浜市立みなと赤十字病院産婦人科 副部長

岐阜大学卒業、日本赤十字社医療センターで初期研修後、同センター常勤医師として勤務、東京慈恵医科大学産婦人科講座入局、博士号取得、国立成育医療研究センター周産期診療部勤務、日本赤十字社医療センター産婦人科勤務を経て、現在は横浜市立みなと赤十字病院産婦人科 副部長。

【医師監修】マタニティブルーとは?

 

マタニティブルーとは

妊娠中に気持ちが落ち込むことではなく、産後に突然悲しい気持ちになったり、訳もなく涙が出たりなど、情緒不安定になることを言います。この状態は一過性のもので、産後10〜14日程度で自然に落ち着いてきます。

 

 

マタニティブルーの原因とは

出産の疲れ、慣れない育児による不眠や疲労、プレッシャーなどもマタニティブルーの要因の1つではありますが、産後に女性ホルモンが急激に低下することが大きな原因と言われています。妊娠中はたくさんの女性ホルモンが胎盤で作られているのですが、産後に胎盤が体外に排出されることで、ホルモンが減少します。この変化に体がついていけずに情緒不安定になり、マタニティブルーになると考えられています。

 

 

マタニティブルーになってしまったら?

初めての出産だけでなく、2人目、3人目でもマタニティブルーになることはあります。「できて当たり前」と思わずに、「最初はできなくて当たり前」と思うことで気持ちがラクになります。なんでも自分だけで解決せずに、周りの人の助けを借りましょう。パパや周囲の人も、積極的にママに声をかけ、プレッシャーや孤独感を感じさせないようにしましょう。

 

 

◆関連動画 出産ドキュメンタリー

 

 

 

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