子育てだけの毎日に虚しさを感じます

子育てだけの毎日に虚しさを感じます

10ヶ月の息子がとてもかわいく、初めての育児ながら、問題なく子育てをできているように思います。ただ、どうしても子育てを生きがいには思えません。
とはいえ、他に何かやることがあるわけでもなく、ただ子どもの世話をしながら、ダラダラ時間が過ぎていくだけの毎日です。楽しみもなく、このまま年を取っていくだけのような気がして、なんとも言えない不安と虚しさを感じています。
切羽詰った問題が起きている訳ではありませんが、日常から逃げ出したくなることがあります。子育てを心から楽しみ、充実感を得られるにはどうすればいいのでしょうか?

専門家の回答

10ヶ月の息子さんは、初めてのお子さんですね。そして、育児をする前までは、ずっと仕事をしていて、出産を機に専業主婦になったのでしょうか?
私も出産を機に仕事を辞めて、家庭に入りました。そして、同じように、社会から取り残されるような不安を感じました。子どもはかわいく、一緒に遊んだり世話をするのは好きだったのですが、不安やあせりはいつも付きまとっていました。
まだ月齢が低い頃には、毎日のお世話で手一杯だったと思います。しかし、10ヶ月まで成長すると、赤ちゃんはしっかりしてきます。多少目を離しても、すぐに生命に影響するような危険が少なくなるため、何となく気持ちに余裕が出てくるのだと思います。そのため、不安やあせりが生じてしまうのでしょう。
ところが、これから歩き始めるようになると、外に連れ出したり、親子の集まる場所に連れて行くのが日課のようになり、また忙しくなります。特に1歳半から3歳頃までは、お子さんの人生の基礎ができる頃ですので、心身共に子ども中心の生活になるでしょう。
そんななか、子育てだけで毎日を過ごしていると、さらに精神的にきつくなります。少しでも、自分の時間や夫婦の時間をつくることが大事です。
それには、お子さんを早めに就寝させることです。朝7時頃に起きれば、夜9時前には眠くなります。早寝早起きの習慣を定着させ、夜にお楽しみの時間を作ってみてください。

※質問に対する答えはあくまでも「参考意見」としてお読みください。個人によって症状や対策は異なります。また、詳しくは診察してみないと判断できない場合もあります。
この記事の回答者
監修者プロファイル

監修者植松 紀子(うえまつ のりこ)先生

平成4年から「こどもの城」小児保健部にて臨床心理士(常勤)として働き、平成19年に定年退職する。横浜市、藤沢市の各教育委員会のスーパーバイザー。日本学校メンタルヘルス学会評議員、田中教育研究所評議員。
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