貯蓄が目的で家計簿をつける場合のポイントと注意点

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家計簿をつけるイメージ

今回は、後篇として貯蓄を目的とした場合に意識しなければいけないポイントと注意点について解説したいと思います

 

 

目的別、家計簿でわかることとわかった後にすべきこと

家計簿をつけ始めると、頻繁な支出は記入量が多くなります。
買い物額が多いのか、買い物頻度が多いのかが単純にわかるので、自分の支出傾向を把握するのに、買い物量を目で見えるようにすることは大切です。
どんなことにお金を使っているか分かった後にすることは、家計簿をつける目的によって違ってきます。
 
貯蓄を〇〇円したいなど、具体的な目標がある場合は、支出についても目標や予算を決めておくといいでしょう。
例えば、食費を1カ月4.5万と設定した場合、予算より少なめの1週間に1万円を予算とします。予算内に収まれば予定以上にお金が貯まります。予算を出た場合でも貯蓄額は増えませんが、赤字になることはありません。


つまり、貯蓄を目的にする場合、支出のしっかり把握し、その中で収めることが大切なのです。家計簿は、そのための分析ツールであったり、どこに焦点を絞って節約や家計改善をすればいいのか、その情報源となるのです。

 

 

貯蓄が目的の場合に意識するポイントと注意点

子どもが生まれると、自分のため以外にお金を使うことが増えます。自分に加えて新しい家族の生活で必然的に支出が増えますから、何かを我慢する必要があります。
貯蓄額を維持、あるいは収支を現状維持したい場合は、何らかの支出を抑える必要があります。今の生活スタイルや生活レベルを維持したい場合は、貯蓄を諦めることになります。使うと貯めるは相反する行為ですから、家計簿は使うと貯めることのバランスを図るために使えるのです。
ここでは、貯蓄を目的とした場合の意識すべきポイントと注意点を挙げたいと思います。
 
【ポイント】
1.優先順位をつける

生活も維持したいし、お金も貯めたいという欲張りな方には方法があります。
お金を使う事の優先順位をつけるのです。絶対に下げられない支出ではなく、支出を減らしても満足度の変わらない項目が無いかチェックしましょう。
 
2.頻度を変える
毎年2回実家へ帰省している人は、年1回にする。毎年の旅行は、2年ごとにする。車の買い替えを5年から10年にする。外食の回数を減らすなど、頻度を下げると支出が減ります。
頻度を「0」にするのが最も効果的ですが、できない場合は頻度を下げると良いでしょう。
 
3.単価を下げる
大手携帯キャリアから、格安スマホに代表される単価の安い同程度のサービスに切り替えることで、支出を減らすことができます。保険を見直すのも、実は不要なサービスを削って単価を下げることが目的でもあるのです。
もっとも金額が大きいのは住宅費ですから、家賃の少ない家に引っ越す。住宅ローンを低金利または優遇金利の大きなものに借り換えるなどの選択があります。
学校を私立から公立にするのも単価を下げることにつながります。家の場所を変えば、マイホームの単価も下がるでしょう。実際にできないこともたくさんありますが、考えてみると色々な方法があるのです。
 
【注意点】
貯蓄の目標が達成できなくてもがっかりする必要はありません。なかなかお金が貯まらなかったり、支出が減らないから悩むのです。理想が高すぎると現実とのギャップにがっかりしてしまいます。ですので、無理のない範囲でちょっと頑張ればできる、そんな目標設定にするとよいでしょう。

 

 

まとめ

私が家計簿をつけて欲しい理由を最後に改めてお伝えします。子どもが産まれると家計管理の時間はほとんどとれない場合があると思います。だからといって、放置してしまうと家計の不安も出てきます。
妊婦の方は、自分の時間が作れる間に、家計簿を用意してつけはじめるか、家計簿アプリに登録するなど、出産前に家計管理ができる準備をしておきましょう。
子育て中の方は、お子さんの寝ている間、お休みの日などの自分の時間のある時に家計簿をつけてみたり、家計簿アプリの登録をして初めてみるのもいいかもしれません。


家計簿をつけることは、「お金の不安を少なくすることで、お子さんとの時間を安心して過ごせるようにする」それがおすすめするの理由のひとつでもあります。

 

監修者・著者

ファイナンシャルプランナー 高橋 成壽

寿FPコンサルティング株式会社 代表取締役|株式会社ライフデザインセンター 代表取締役


慶應義塾大学を卒業後、金融系の仕事を経験し2007年にファイナンシャルプランナーとして独立。2児の父として仕事と家庭と子育ての両立に奮闘している。子供からリクエストされる料理はパスタ、肉野菜炒め。テレビのコメンテーター、新聞掲載、出版、セミナーを通じて、誰でもできるお金の知識を広める活動を実践中。個人向けの無料で使えるFPサービスとして「ライフプランの窓口」を開発し、毎月多数の相談を受けている。

 


2018/10/24


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