部屋に通されてからのふるまい - おつきあいのマナー -

玄関先でのあいさつも済み、部屋に通されました。さて、あなたはどこに座ればよいでしょうか…?

 

先方にすすめられない限りは、いったんは下座に座るのがマナー。和室の場合は座布団を敷かずに正座します。下座というのは、洋室でも和室でも、一般的に出入り口に近いところと考えておけば間違いありません。上座をすすめられたら「失礼します」と言ってから、すすめられた席に座って、相手を待つようにします。

 

相手が入ってきたら、正式にあいさつをします。洋室の場合はすぐに椅子から立ち上がって、和室では座布団からにじり降り脇に正座して、おじぎとともにあいさつします。あいさつの言葉は、「こんにちは。いつもお世話になっております」「今日はお目にかかるのを楽しみにしてまいりました」「本日はご招待いただき、ありがとうございます」など。胸を張って姿勢を正し、上半身を腰から倒すようにするのが美しいおじぎのポイントです。また、相手に合わせておじぎをし、体を起こすときは自分が後からになるよう、注意しましょう。

 

しびれない正座のしかた

訪問先が和室だった場合、いちばん心配になるのは正座かもしれません。しびれて立ち上がれないなんてことになると恥ずかしいですよね。しびれをできるだけ避けるためには、以下の座り方をするとよいでしょう。

 

1.背筋は伸ばし、おしりとかかとの間に紙を1枚入れておしりを少し浮かせる気持ちで座る
2.足の親指同士が、触れるか重ねるくらいにする
さらに、フレアースカートなどを着ているときなら、
3.重心を前後左右に移し、軽くなったほうの足の先を時々動かす

 

 

監修者

マナーデザイナー 岩下宜子先生

現代礼法研究所代表


NPOマナー教育サポート協会/相談役 理事。今日まで、「マナーは愛(思いやり、大切にするこころ)」を原点として、多くの企業、学校、商工会議所、各種団体等で研修指導、講演をおこなうと同時に、執筆活動、テレビ出演など幅広く活動している。書籍も多数あり、新聞や雑誌からの執筆依頼も多い。著書は『冠婚葬祭マナーの新常識』(主婦の友社)、『特別な日から日ごろのお付き合いまで 一生使える!大人のマナー大全』(PHP研究所)など140冊以上。 連載は、日経新聞プラスワン{マナーのツボ}月1回、読売中高生新聞『大人ステイ』毎月連載中。


経歴

昭和60年 現代礼法研究所設立。
平成15年 特定非営利活動法人(NPO)マナー教育サポート協会理事長に就任し、令和2年から相談役。

伊東市おもてなしマイスター制度専任講師
武蔵村山市第八小学校 元(文部科学省研究開発学校)運営指導委員


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