子どもを連れて訪問するとき - おつきあいのマナー -

子どもを連れての訪問は、相手にとって迷惑なこともありますので、事前に必ず「子ども連れてうかがってもよろしいでしょうか」とひと言断ってからにしましょう。訪問したら長居をせず、早めに切り上げるのがマナーです。また、子どもがおとなしくしていられるよう、おもちゃや本を持参して、相手に迷惑がかからないように気をつけます。

 

訪問先で出されたお菓子を、子どもが食べ散らかしてしまったようなときには、「申し訳ございません」と謝って片付け、相手が席をはずしたときに、そっとティッシュやハンカチで包んで持ち帰る心配りを。相手の前で子どもをしかりつけると、子どもがますます緊張して失敗しがちなだけではなく、相手にもかえって気を使わせることになってしまいます。帰るときにはくれぐれも「ご迷惑をおかけしてすみませんでした」とひと言付け加えるのを忘れずに。

 

子どもと一緒に訪問してくれるのを楽しみにしている人も多いものです。子ども連れだからといって訪問を控えるのではなく、日ごろから子どもに食事や礼儀作法をきちんとしつけておくことが大切です。訪問は、子ども自身が社会性を身につけるためにも役立ちます。

 

監修者

マナーデザイナー 岩下宜子先生

現代礼法研究所代表


NPOマナー教育サポート協会/相談役 理事。今日まで、「マナーは愛(思いやり、大切にするこころ)」を原点として、多くの企業、学校、商工会議所、各種団体等で研修指導、講演をおこなうと同時に、執筆活動、テレビ出演など幅広く活動している。書籍も多数あり、新聞や雑誌からの執筆依頼も多い。著書は『冠婚葬祭マナーの新常識』(主婦の友社)、『特別な日から日ごろのお付き合いまで 一生使える!大人のマナー大全』(PHP研究所)など140冊以上。 連載は、日経新聞プラスワン{マナーのツボ}月1回、読売中高生新聞『大人ステイ』毎月連載中。


経歴

昭和60年 現代礼法研究所設立。
平成15年 特定非営利活動法人(NPO)マナー教育サポート協会理事長に就任し、令和2年から相談役。

伊東市おもてなしマイスター制度専任講師
武蔵村山市第八小学校 元(文部科学省研究開発学校)運営指導委員


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