茶菓のすすめ方 - おつきあいのマナー -

お客さまから見て左にお菓子、右にお茶を

和室で日本茶をすすめるときは、お客さまを客間に通したら、できるだけ早いうちに「よくお越しくださいました。熱いうちにどうぞ」とお茶を出します。お茶だけを出すのは「空茶にて失礼します」という言葉があるようにおもてなしの心としてはNGです。

 

茶菓を出すときは、いったんお盆をたたみの上に置き、まず菓子皿をお客様の前のやや左寄りに、続けてその右にお茶を出しましょう。出すのはお茶だけでもよいですが、お菓子を用意した場合には必ずお茶も出しましょう。

洋室でコーヒーや紅茶とケーキをすすめる場合は、まず、お盆をサイドテーブルかテーブルの端に置いてからケーキとお茶を出します。紅茶の場合は、ケーキをお客様の真ん中において、お菓子の少し右上に置くようにします。

湯飲みやカップの飲み物がなくなっていたら、お替わりをすすめましょう。空になっていなくても、30~40分を目処に別の湯飲みやカップに新しく入れて前のものを下げてから出すのが、丁寧なお替わりの出し方です。

手みやげで一緒に食べられる生ものを頂いたら、「お持たせで失礼ですが」といって、お茶とともにすすめましょう。

 

監修者

マナーデザイナー 岩下宜子先生

現代礼法研究所代表


NPOマナー教育サポート協会/相談役 理事。今日まで、「マナーは愛(思いやり、大切にするこころ)」を原点として、多くの企業、学校、商工会議所、各種団体等で研修指導、講演をおこなうと同時に、執筆活動、テレビ出演など幅広く活動している。書籍も多数あり、新聞や雑誌からの執筆依頼も多い。著書は『冠婚葬祭マナーの新常識』(主婦の友社)、『特別な日から日ごろのお付き合いまで 一生使える!大人のマナー大全』(PHP研究所)など140冊以上。 連載は、日経新聞プラスワン{マナーのツボ}月1回、読売中高生新聞『大人ステイ』毎月連載中。


経歴

昭和60年 現代礼法研究所設立。
平成15年 特定非営利活動法人(NPO)マナー教育サポート協会理事長に就任し、令和2年から相談役。

伊東市おもてなしマイスター制度専任講師
武蔵村山市第八小学校 元(文部科学省研究開発学校)運営指導委員


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