近所の人を顔を合せたとき - おつきあいのマナー -

隣近所の人と顔を合わせたときにはあいさつをする…

何でもないことのようですが、実はこの「あいさつ」が、ご近所とのおつきあいのカギを握っています。万一「あの人はあいさつもロクにしない」という評判を立てられると、いっぺんに住み心地が悪くなりますから、まめにあいさつをするに越したことはありません。

「何と言えばいいのかわからない」「面倒くさい」という声も聞きますが、あいさつの基本はたったの3つ。朝は「おはようございます」、日中なら「こんにちは」、夜は「こんばんは」と明るく言って通り過ぎればいいのです。軽く会釈をして、笑顔も添えればなおベター。さらに、「今日も暑くなりそうですね」とか「寒いですね」などと付け加えればパーフェクトです。

とはいえ、いつでもどこでも明るくあいさつをしたほうがいい、というわけではないので注意が必要です。例えば、街中やお店の中で一瞬目があったのに、相手がさっと目をそらしこちらに気づかなかったふりをしている…こんなときは、あえて声を掛けたり近寄ってはいけません。病院や薬局などで見掛けたときも同じこと。声を掛けたうえ、「何の病気なのですか?」などと詮索するのは絶対にやめましょう。相手が気づかないふりをしているときは、こちらは黙礼(会釈)をするのが大人のマナーです。

 

監修者

マナーデザイナー 岩下宜子先生

現代礼法研究所代表


NPOマナー教育サポート協会/相談役 理事。今日まで、「マナーは愛(思いやり、大切にするこころ)」を原点として、多くの企業、学校、商工会議所、各種団体等で研修指導、講演をおこなうと同時に、執筆活動、テレビ出演など幅広く活動している。書籍も多数あり、新聞や雑誌からの執筆依頼も多い。著書は『冠婚葬祭マナーの新常識』(主婦の友社)、『特別な日から日ごろのお付き合いまで 一生使える!大人のマナー大全』(PHP研究所)など140冊以上。 連載は、日経新聞プラスワン{マナーのツボ}月1回、読売中高生新聞『大人ステイ』毎月連載中。


経歴

昭和60年 現代礼法研究所設立。
平成15年 特定非営利活動法人(NPO)マナー教育サポート協会理事長に就任し、令和2年から相談役。

伊東市おもてなしマイスター制度専任講師
武蔵村山市第八小学校 元(文部科学省研究開発学校)運営指導委員


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