共同作業に参加できないとき - おつきあいのマナー -

町内会やマンションの自治会で、清掃や雑草抜き、花壇の手入れといった共同作業をおこなっていることがあります。ひとり暮らしや共働きで、決められた日時にどうしても参加できないときにはどうすればよいのでしょうか。

「出られないのだから仕方がない」と毎回欠席していると、近所の人たちとの関係が悪化することも考えられます。実際、他の人がきれいに手入れをしてくれていることで、自分も気持ちよく暮らすことができるのですから、何も手伝わないというのは考えものです。

なんとか仕事のやりくりをして参加するのも1つの選択肢ではありますが、あまり支障が出るようでは長続きしません。それよりは、例えば前日の夜か当日の早朝に、一画だけでも掃除や草抜きを済ませてしまう、別の日に普段他の人が手をつけないような場所の手入れをする、町内会や自治会の他の仕事を引き受けるといった代案を考えてみてはどうでしょうか。世話役の人に、「月例清掃にはどうしても出られないので、何か他でお役に立てないでしょうか」と相談してもいいでしょう。いずれにしても、黙って不参加を決め込まず前向きな姿勢を示せば、近所の人たちも快く了承してくれるはずです。

 

監修者

マナーデザイナー 岩下宜子先生

現代礼法研究所代表


NPOマナー教育サポート協会/相談役 理事。今日まで、「マナーは愛(思いやり、大切にするこころ)」を原点として、多くの企業、学校、商工会議所、各種団体等で研修指導、講演をおこなうと同時に、執筆活動、テレビ出演など幅広く活動している。書籍も多数あり、新聞や雑誌からの執筆依頼も多い。著書は『冠婚葬祭マナーの新常識』(主婦の友社)、『特別な日から日ごろのお付き合いまで 一生使える!大人のマナー大全』(PHP研究所)など140冊以上。 連載は、日経新聞プラスワン{マナーのツボ}月1回、読売中高生新聞『大人ステイ』毎月連載中。


経歴

昭和60年 現代礼法研究所設立。
平成15年 特定非営利活動法人(NPO)マナー教育サポート協会理事長に就任し、令和2年から相談役。

伊東市おもてなしマイスター制度専任講師
武蔵村山市第八小学校 元(文部科学省研究開発学校)運営指導委員


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