仕事を頼まれときに気をつけること - ビジネスマナー -

上司や先輩に仕事を頼まれたときは、よほどの事情がない限りは「かしこまりました」「承知いたしました」といって引き受けるのが、オフィスでのルールです。その際、必ず要点をメモし、復唱して、指示された内容を確認してから仕事に取り掛かるようにしましょう。仕事の失敗やトラブルは、こうした最初の確認作業をしておけば防げることが多いものです。

 

他に急ぎの仕事を抱えているときは、頼まれた仕事を後にしてよいかどうか了承を得てから、また複数の仕事を一度に頼まれたときには優先順位を確認してから、仕事を進めます。他の部署の上司から仕事を頼まれた場合には、直属の上司に報告し、承認を得てから引き受けましょう。

たくさんの仕事を抱えていて、どうしても引き受けられないときには「できません」「忙しくて…」といったあいまいな言い方ではなく、理由をきちんと説明して断ります。いくら「頼まれたことは引き受けるのが基本」とはいえ、安請け合いして結局「できませんでした」というのは、ビジネスの場では通用しません。いったん引き受けた仕事は、責任を持って期限内に仕上げることが社会人の鉄則です。

どんなに小さな仕事でも、頼まれた仕事が終わったらきちんと報告をしましょう。また、長く掛かる仕事の場合は中間報告も必要です。上司から「あれはどうなってる?」と聞かれる前に、自分のほうからこまめに報告するよう心掛けましょう。

 

 

監修者

マナーデザイナー 岩下宜子先生

現代礼法研究所代表


NPOマナー教育サポート協会/相談役 理事。今日まで、「マナーは愛(思いやり、大切にするこころ)」を原点として、多くの企業、学校、商工会議所、各種団体等で研修指導、講演をおこなうと同時に、執筆活動、テレビ出演など幅広く活動している。書籍も多数あり、新聞や雑誌からの執筆依頼も多い。著書は『冠婚葬祭マナーの新常識』(主婦の友社)、『特別な日から日ごろのお付き合いまで 一生使える!大人のマナー大全』(PHP研究所)など140冊以上。 連載は、日経新聞プラスワン{マナーのツボ}月1回、読売中高生新聞『大人ステイ』毎月連載中。


経歴

昭和60年 現代礼法研究所設立。
平成15年 特定非営利活動法人(NPO)マナー教育サポート協会理事長に就任し、令和2年から相談役。

伊東市おもてなしマイスター制度専任講師
武蔵村山市第八小学校 元(文部科学省研究開発学校)運営指導委員


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