社会人としての印鑑の管理 - ビジネスマナー -

業務報告書や企画書、社外文書の作成や、休暇届、出張届といった各種の届出を提出する際には、印鑑が必要となる場面が多いですね。「社内文書ならサインでも大丈夫だから…」といって印鑑を持っていなかったり、押印を省略したりするようでは、社会人の自覚が足りないと思われても仕方がありません。印鑑は常に携行しておきましょう。

 

押印するときには、必ず上下を確認してまっすぐきれいに押せるように注意しましょう。書類上は、たとえ上下逆になっていても問題はありませんが、受け取る側にはずさんな印象を与えてしまうことになります。押印スペースがある書類ではその位置に合わせて、スペースが決められていない場合には署名の最後の一文字にかかるように押印するのがマナーです。

また、しっかり印鑑の管理をしましょう。常に持ち歩くか、会社に置いておくなら鍵の掛かる引き出しに保管しましょう。文書に署名・押印があれば、その書類を承諾したことの証拠になります。知らずに自分の印鑑が利用され、トラブルに巻き込まれたり、会社に損害を与えることのないようくれぐれも気をつけましょう。

 

監修者

マナーデザイナー 岩下宜子先生

現代礼法研究所代表


NPOマナー教育サポート協会/相談役 理事。今日まで、「マナーは愛(思いやり、大切にするこころ)」を原点として、多くの企業、学校、商工会議所、各種団体等で研修指導、講演をおこなうと同時に、執筆活動、テレビ出演など幅広く活動している。書籍も多数あり、新聞や雑誌からの執筆依頼も多い。著書は『冠婚葬祭マナーの新常識』(主婦の友社)、『特別な日から日ごろのお付き合いまで 一生使える!大人のマナー大全』(PHP研究所)など140冊以上。 連載は、日経新聞プラスワン{マナーのツボ}月1回、読売中高生新聞『大人ステイ』毎月連載中。


経歴

昭和60年 現代礼法研究所設立。
平成15年 特定非営利活動法人(NPO)マナー教育サポート協会理事長に就任し、令和2年から相談役。

伊東市おもてなしマイスター制度専任講師
武蔵村山市第八小学校 元(文部科学省研究開発学校)運営指導委員


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