来客時のお茶の出し方 - ビジネスマナー -

「お茶くみなんて」と軽く考えがちですが、職場に来客があったとき、きちんとしたお茶の出し方をしていますか? たとえあなたがベテラン社員であっても、手が空いているときには率先して、正しいマナーでお茶を出すようにしたいですね。

 

まず、お茶は必ず茶たくに載せて出すことが基本です。茶たくにお茶がこぼれないよう、湯呑に7分目ほど入れてから糸底(底にある輪状に突き出した部分)を拭いて茶たくに載せます。応接室に入ったら、お客さまだけが部屋にいる場合は「いらっしゃいませ」とあいさつをし、お客さまが社内の人と対談中の場合は目礼して、お茶を載せたお盆をいったんサイドテーブルか、なければテーブルの端に置いて来客の上座から順に両手でお茶を出します。お盆を置く場所がないときには、お盆を持ったまま片手で出しても構いません。お茶は必ず茶たくにのせて出します。茶たくを先に出し、その後でお茶わんを茶たくに載せるのは間違いです。


来客と社員にお茶を出すときには、社員にも客用の茶わんを使い、社員個人が日常使っている茶わんは使わないのがマナーです。また、万が一書類を汚してしまったりしたときのために、乾いたふきんを用意しておくとよいでしょう。お茶を出し終わったらお盆を脇に持ち、目礼をしてから退室します。

 

監修者

マナーデザイナー 岩下宜子先生

現代礼法研究所代表


NPOマナー教育サポート協会/相談役 理事。今日まで、「マナーは愛(思いやり、大切にするこころ)」を原点として、多くの企業、学校、商工会議所、各種団体等で研修指導、講演をおこなうと同時に、執筆活動、テレビ出演など幅広く活動している。書籍も多数あり、新聞や雑誌からの執筆依頼も多い。著書は『冠婚葬祭マナーの新常識』(主婦の友社)、『特別な日から日ごろのお付き合いまで 一生使える!大人のマナー大全』(PHP研究所)など140冊以上。 連載は、日経新聞プラスワン{マナーのツボ}月1回、読売中高生新聞『大人ステイ』毎月連載中。


経歴

昭和60年 現代礼法研究所設立。
平成15年 特定非営利活動法人(NPO)マナー教育サポート協会理事長に就任し、令和2年から相談役。

伊東市おもてなしマイスター制度専任講師
武蔵村山市第八小学校 元(文部科学省研究開発学校)運営指導委員


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