上司や先輩に反論するとき - ビジネスマナー -

上司や先輩の指示や意見には素直に従うのが、ビジネスの場における基本姿勢です。「上司にも言いたいことはハッキリ言う」ことを、美徳と勘違いしている人もいるようですが、会社という組織の一員である以上、上のポストにいる人の指示に従わないのはルール違反です。

 

とはいえ、どんなときにも「イエスマン」でいいということではありません。上司や先輩が、判断ミスや勘違いをすることだってあります。事の重大性にもよりますが、明らかに間違っていると思うときには勇気を持って「進言」することも大切です。

ただしその場合、「それは間違っています」とか「おかしいですよ」といった直截的な言い方ではなく、上司や先輩に恥をかかせないよう、相手を立てた物言いをするのがポイントです。「私の勘違いかもしれませんが…」「駆け出しの未熟な私(若輩者の私)が言うのも失礼ですが…」「私もそう考えていたのですが…」といった前置きをした上で、やわらかい言い方で意見を述べるようにしましょう。上司がミスを認めたら、「いえいえ失礼いたしました」といったフォローをしておくと、なおよいでしょう。

 

監修者

マナーデザイナー 岩下宜子先生

現代礼法研究所代表


NPOマナー教育サポート協会/相談役 理事。今日まで、「マナーは愛(思いやり、大切にするこころ)」を原点として、多くの企業、学校、商工会議所、各種団体等で研修指導、講演をおこなうと同時に、執筆活動、テレビ出演など幅広く活動している。書籍も多数あり、新聞や雑誌からの執筆依頼も多い。著書は『冠婚葬祭マナーの新常識』(主婦の友社)、『特別な日から日ごろのお付き合いまで 一生使える!大人のマナー大全』(PHP研究所)など140冊以上。 連載は、日経新聞プラスワン{マナーのツボ}月1回、読売中高生新聞『大人ステイ』毎月連載中。


経歴

昭和60年 現代礼法研究所設立。
平成15年 特定非営利活動法人(NPO)マナー教育サポート協会理事長に就任し、令和2年から相談役。

伊東市おもてなしマイスター制度専任講師
武蔵村山市第八小学校 元(文部科学省研究開発学校)運営指導委員


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