トキソプラズマの抗体がなく、猫の毛の影響が心配です

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妊娠・出産のQ&A

トキソプラズマの抗体がなく、猫の毛の影響が心配です

妊娠22週です。妊娠初期の検査で、トキソプラズマの抗体がないことがわかりました。妹の家族が3カ月前から猫を飼い始め、家によく遊びに来ます。その際、猫の毛をたくさん付けて来るので気になります。直接猫に触れなければ、トキソプラズマに感染することはないのでしょうか?

 

トキソプラズマ症は、胎盤が完成する妊娠16週以降には、胎児への感染に特に注意が必要です。感染後はほとんどが無症状ですが、発症する場合は、1週間ほどでリンパ節の腫れや発熱、筋肉痛などの症状が現れます。妊婦が感染すると胎児の約50%が感染し、誕生後はその75%以上に先天性トキソプラズマ症の症状が発生します。
現在では、主に十分に加熱処理をしていない肉類の摂取、土への接触、海外への渡航が感染のリスク因子になるとされています。猫の飼育歴には感染の有意差が認められず、猫への接触は感染源には入らないとされています。したがって、猫の毛からの感染を心配する必要はないと思います。

質問に対する答えはあくまでも「参考意見」としてお読みください。個人によって症状や対策は異なります。また、詳しくは診察してみないと判断できない場合もあります。

監修者プロフィール

三鷹レディースクリニック院長
天神 尚子(てんじんひさこ)先生

三楽病院産婦人科科長を勤めた後、2004年2月、三鷹レディースクリニックを開業。

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