鼠径ヘルニアの妊婦の過ごし方

5
妊娠・出産のQ&A

鼠径ヘルニアの妊婦の過ごし方

妊娠8ヶ月の経産婦(第2子)です。1人目(長男)の陣痛のときも腸が痛み、妊娠中も痛くないよう右向きばかりで寝ていました。今回ははっきりと左側の足の付け根の上がぷっくりと腫れて、痛みもひどくなったので産婦人科を受診し、「鼠径ヘルニア」と診断されました。
また、一時激しい吐き気と熱(37.2度~37.8度)に襲われ、1日安静にすると平熱には戻ったのですが、胃の方は薬に頼っている感じです。
症状は良くなってきていますが、日常をどのように過ごしたらよいのでしょうか? たとえば、スイミングや一泊旅行は痛みがなければ行ってよいのでしょうか? 普段はどの程度動いていいのでしょうか?また、あるインターネットサイトで「痛くなってからの処置では危険」と書いてあったので、手術できない今、とても不安です。また、産後手術するとしたら、いつごろからできるのでしょうか?

 

鼠径ヘルニアは、妊娠中に出現することがあります。妊娠によって組織にゆるみが生じたところに、大きくなった子宮が腸を圧迫し、そのすき間から腸が出てしまうものです。いわゆる「脱腸」です。
腸がすき間から出たり入ったりしているうちはまだいいのですが、出っ放しだったり、出た部分がねじれるとかなりの痛みを伴います。めったにありませんが、緊急手術となることもあります。
腸がすき間から出ないように、上から押さえ付けるようにしておけばいいでしょう。たとえば、コルセットの中にガーゼハンカチを丸めて入れて、その部分を圧迫しておくのも一つの方法です。
産後は、たいてい自然に治ります。妊娠中の注意事項としては、太り過ぎないように気を付けることです。その他、日常生活上で制限しなければならない点は特にありません。 また、ご質問のなかにあった吐き気と熱は、鼠径ヘルニアが原因かどうかはわかりません。

質問に対する答えはあくまでも「参考意見」としてお読みください。個人によって症状や対策は異なります。また、詳しくは診察してみないと判断できない場合もあります。

監修者プロフィール

三鷹レディースクリニック院長
天神 尚子(てんじんひさこ)先生

三楽病院産婦人科科長を勤めた後、2004年2月、三鷹レディースクリニックを開業。

このQ&Aにいいね!しよう

いいね!
5

現在ログインしていません。

はじめての方へ

赤ちゃんの笑顔でいっぱいの毎日を。『ベビーカレンダー』は、赤ちゃんが毎日を笑顔で過ごせるような情報をお届けする、妊娠・出産・育児の情報サイトです。日めくりカレンダーを毎日めくるように、『ベビーカレンダー』を、ぜひ毎日ご活用ください。

ベビーカレンダー監修者はこちら

  • 天神先生
  • 三石先生
  • 池谷先生
  • 小枝先生
  • 松井先生
  • 太田先生

あなたも質問してみませんか?

ご投稿いただいた質問に、頼れる専門家が回答いたします。気になる悩みや疑問をお寄せください。