【医師監修】続発性不妊症(二人目不妊)とは?

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師天神尚子 先生
産婦人科 | 三鷹レディースクリニック院長

日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。

1人目は自然妊娠できたのに、2人目がなかなかできない人もいます。このような不妊症を「続発性不妊症」と言います。

続発性不妊症の最も大きな要因となるのが「加齢」です。子宮内膜症や子宮筋腫などの障害がなくても、30代後半以降は卵子の質や子宮の機能が低下し、ホルモンの状態も変化するため、妊よう率(受精・着床する確率)が著しく低下します。

また、男性の側もストレスや体調の変化によって精子の状態が悪くなっている場合があります。従って、排卵日前後に性交してもなかなか妊娠できないことも珍しくありません。特に30代に結婚した人で2人以上子どもが欲しいなら、まず1人目の妊娠になるべく早くトライし、スムーズに2人目も授かれるように妊娠・出産・育児計画を考えましょう。

また、1人目の出産時に大きなトラブルがあったり細菌などに感染した場合は、子宮や卵管に癒着が起こって不妊に結びついていることもあります。いずれにしても、1年以上毎月排卵日前後に性交しているのに2人目を妊娠できない場合には受診した方がいいでしょう。1人目でも2人目でも、不妊症の検査や治療の内容は基本的に同じです。

 

【医師監修】続発性不妊症(二人目不妊)とは?

 

 

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