きちんと理解しよう計画的な妊娠と避妊

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子どもは何人欲しいですか? 1人、2人、3人、それ以上!? 家族全員の幸せのためにバースコントロールを行うことを「家族計画」といいますが、結婚していると避妊がなおざりになってしまうことがあります。望まない妊娠を避けるためにも正しい避妊の知識を知り、自分たちに合った方法を選びましょう。

 

 

「避妊」意識するのは、産みたい時に産むため

後ろ盾もないまま交際相手の子を妊娠してしまった、仕事で念願のポジションについたのに妊娠が発覚、これ以上の子どもは経済的に難しい……。人にはさまざまな事情があり、妊娠しただけ子どもを産むというわけにはいきません。けれど望まない時期、望まない人数だからと人工妊娠中絶手術を行うことは、母体にも精神的にも大きな負担を与えます。手術で万が一、トラブルが起きた場合はその後、妊娠しにくくなる事態も起こります。欲しいときに産むためにも避妊は必要なのです。

 

 

中絶の割合は40~50代がもっとも多くなっています

人工妊娠中絶数は1955年には117万件あり、減少傾向にありますが(*)、今でも年間20万件以上の中絶が行われています。件数自体は20代~30代で多く、妊娠数に対する中絶の割合で見ると40代~50代で高くなります。避妊が確立していなかった大正時代、45歳以上の母親から生まれた子は2万人いたそうです。 妊孕力(にんようりょく)には個人差があります。排卵があれば、年齢を問わず、一度の性交でも妊娠をする可能性があることを忘れてはいけません。

 

妊娠数に対する中絶の割合

 

 

望まない妊娠の先にある悲しい選択とは?

中絶はその後の妊娠にリスクも

ほとんどの中絶手術は安全に行われます。ただ、リスクはゼロではなく、手術中のトラブルによる子宮内感染や子宮破裂、子宮穿孔の裂傷などが考えられます。人工的に子宮口を広げるため、その後妊娠しても早産、流産しやすくなる可能性も。また中絶を繰り返すと、子宮内膜が薄くなって不妊の一因になります。

 

飛び込み出産のリスク

「母体保護法」により、人工妊娠中絶手術は妊娠21週6日と定められています。妊娠を誰にも打ち明けられずにいると、未受診のまま出産を迎える「飛び込み出産」につながることも出てきます。本来「お産は命がけ」。飛び込み出産では適切な処置ができず、命に係る危険を伴う可能性があります。

 

 

避妊はカップルで考えること。正しい避妊の知識を知りましょう

結婚している夫婦の場合、妊娠・出産は家族構成に関わる大切な問題です。避妊は女性の体を守る意味もありますが、将来のためにも積極的に取り組みましょう。避妊方法は情報が少ないため、自己流で行うことも少なくありません。さまざまな避妊方法を知り、確実性、費用、体への負担、性感への影響を考慮し、ベストな方法を選択することが大切です。

 

 

2015/06/01


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