胎盤機能不全は繰り返しますか?

胎盤機能不全が原因で、妊娠21週のときに死産しました。血液検査などもして、「それほど問題視する数値ではないですが、次回の妊娠のときには治療をしながらにしましょう」と言われました。胎盤機能不全は、繰り返すものですか? どのような治療がおこなわれ、また治療をしながらの妊娠で無事に出産できるのでしょうか?
 

胎児胎内死亡が繰り返される場合には、抗リン脂質抗体が高値を示す「自己免疫異常」の有無に注意が必要です。抗リン脂質抗体があると、血液凝固系に異常が現れ、血栓が形成されやすくなります。胎盤内で血栓が形成されると、胎盤の血液循環が障害され、胎盤機能が損なわれます。その程度が高度な場合、流産や子宮内胎児死亡が、軽度な場合、子宮内胎児発育遅延が引き起こされたりします。明らかな原因がないのなら、おそらく自己免疫異常の治療内容に準じて加療されるのではないかと思われます。妊娠初期から分娩まで、抗リン脂質抗体の産生を抑制するためのステロイドや、血栓形成を抑制するための少量のアスピリンの投与が、続けられるものと思います。

質問に対する答えは、あくまでも「参考意見」としてお読みください。個人によって症状や対策は異なります。また、詳しくは診察してみないと判断できない場合もあります。

監修者プロフィール

天神尚子(てんじんひさこ)先生

三楽病院産婦人科科長を勤めた後、2004年2月、三鷹レディースクリニックを開業。

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