気管支拡張症の妊娠への注意は?

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妊娠・出産のQ&A

気管支拡張症の妊娠への注意は?

3カ月前に「気管支拡張症」と診断され、肺炎予防のために「クラリス」を毎日服用しています。現在、第2子の妊娠を考えています。主治医に相談したところ、「次回の肺のCT検査で小康状態なら、投薬を中断して妊娠してもいいでしょう」と言われました。ただし、「妊娠中(特に初期)から授乳中までは、使える薬が少ないため、風邪や肺炎に気を付けるように」と注意され、大変不安です。やはり、妊娠中~授乳終了までの長い間、有用な治療薬が使えないのでしょうか? また、気管支拡張症で妊娠する場合についての注意事項があれば、教えてください。現在、39歳(夫は44歳)であるうえ、第1子は人工授精で授かったため、今回は高度不妊治療が可能な産科の病院を受診しようかと考えています。その場合、呼吸器内科から気管支拡張症についての診断書を書いてもらって、受診するべきでしょうか? 現在通院中の呼吸器内科のある病院には産科がありません。

 

気管支拡張症は、気管支が炎症の影響で可逆的に拡張し、呼吸機能に障害を起こした状態です。呼吸器系の感染により悪化するので、早めに加療することになるでしょう。抗生物質、抗菌剤の選択、投与の方法・期間・量は、感染部位、起炎菌、重症度などから判断します。受精後、18~55日目までは、胎児の各器官の分化と形成が活発におこなわれる時期で、薬の影響を受けやすいので注意が必要です。免疫力の低下している妊娠期間中は、明確な目的もなく予防的に薬を飲むのは、耐性菌を誘導する原因にもなるため、避けるべきです。妊娠中でも投与が必要な場合には、使用できる薬を選んで投与するべきです。出産後に授乳する場合には、授乳直後に薬を飲むなど、投薬のタイミングも考えた方がいいでしょう。また、違う医師にかかる際には、情報提供書を書いてもらうことが大切です。

質問に対する答えはあくまでも「参考意見」としてお読みください。個人によって症状や対策は異なります。また、詳しくは診察してみないと判断できない場合もあります。

監修者プロフィール

三鷹レディースクリニック院長
天神 尚子(てんじんひさこ)先生

三楽病院産婦人科科長を勤めた後、2004年2月、三鷹レディースクリニックを開業。

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