何度注意してもゲームをやり続けてしまいます

何度注意してもゲームをやり続けてしまいます

小学2年生の息子は、今年に入ってから「ゲームを買って!」とせがみ、買い与えた途端に夢中でやってしまいます。
近眼ですし、ゲームに依存しすぎるのはよくないので、「30分やったら、一度やめて休もうね」と決めたのですが、30分たっても「ここだけクリアさせて!」「あと1回だけ」などと言いながら、結局はずっとやってしまいます。しかも、最後の1回のところで負けるととても悔しいらしく、そこで取り上げると反抗的になって怒ります。
何時間もやってしまうことはしばしばで、止めさせるとつまらなそうにして、ゲームのことばかり考えています。あまりにゲームが中心の生活になっているので、1日に何度も怒鳴り、ほとほと嫌になってしまいます。
もともと一つのことに凝るたちで、以前は「電車ひとすじ」だったのですが、最近のゲームへの依存度はその比ではありません。依存性の高い遊びですし、このままでいいのかと心配になってしまいます。親としてどう対処したらいいのでしょうか?

専門家の回答

小学2年生ですと、8歳ごろですね。このころから「自分はどうしたいのか」ということが、少しずつ明瞭になっていきます。ゲームにはまりこむ男の子も、このころから多くなります。
お子さんは当初、「お母さんとの約束は全部簡単に守れる」と思っていたのでしょう。でも、ゲームをやり始めると仮想世界の戦いにはまり、約束を分かっていても、幕を引けなくなってしまうのでしょう。負けると悔しくてずっとやり続け、宿題や勉強もおろそかになってしまいます。
そのまま、制限なくゲームにはまっていくと大変です。極端な例かもしれませんが、海外のソフトにまで手を出して何十万円もの請求書が届き、親のカードを盗んで支払った高校生の子もいます。
小学5~6年生になれば、自分で少しコントロールできるようになりますが、小学2年生ではそれも難しいですね。「休日に親の前でやるのはよいが、平日はさせない」という方法もあります。その代わり、暇な時間をどのように過ごすかが課題になるでしょう。
このゲームのことは、夫とお子さんを交えて家族会議を開き、解決した方がいいかもしれませんね。議題は「ゲームの遊び方について」。司会はお父さん、書記はお母さんというように役割分担をし、家族全員で意見交換をたくさん出してください。子どもの勝手な意見もすぐに否定しないで、まずは聞きましょう。親も一人ずつ意見を出し合い、よい解決方法を見出してください。

※質問に対する答えはあくまでも「参考意見」としてお読みください。個人によって症状や対策は異なります。また、詳しくは診察してみないと判断できない場合もあります。
この記事の回答者

監修者植松 紀子(うえまつ のりこ)先生

平成4年から「こどもの城」小児保健部にて臨床心理士(常勤)として働き、平成19年に定年退職する。横浜市、藤沢市の各教育委員会のスーパーバイザー。日本学校メンタルヘルス学会評議員、田中教育研究所評議員。
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