エアコンをかけて就寝したら急に強い冷えを感じました

体の震えは、筋肉を細かく収縮させて熱を作り出し、体を温める反応です。つまり、体の芯の温度が低下し始めたときに、これを感知した体温調節中枢が筋肉を動かす運動神経に指令を出して震えを起こし、体温を一定に保つようにしているのです。妊娠に関わらず、寝ている間は代謝が低下するため、体温もやや低下します。布団や衣服で保温をしても震えるのは、体が芯から冷えている証拠です。微風設定にしていても、エアコンをかけっぱなしにして寝ることで、皮膚表面から体温が奪われてしまいます。エアコンの環境で暑い布団をかぶって寝るより、半袖などの涼しい寝間着を着て、おなかにタオルケットをかけて就寝した方が健康的です。震えによって体のエネルギーがかなり消耗しますし、冷えるとおなかが張りやすくなります。エアコンは寝る前までつけるか、タイマーをかけて休むようにした方がいいでしょう。