
結婚後、僕たち夫婦は新居としてタワーマンションの購入を検討していました。気になる新築物件を見つけ、何度か相談を重ねた末、購入を前向きに考えるように。ところがモデルルームを訪れた日、担当として現れたのは高校時代の同級生のA子で……!?
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モデルルームで同級生と再会
久しぶりの再会を喜ぶ間もなく、A子は「えっ、まさかここ買うつもり? 結構高いよ? あなた昔から貧乏だったでしょ?」と僕を見下してきました。
僕の実家は裕福ではありません。妻が「私たちなりに考えて来ていますので」と答えると、A子は鼻で笑いました。
「奥さんも大変ね。無理なローンを組まされたら、苦労するのはあなたでしょ?」
「もっと身の丈に合った物件を探したほうがいいんじゃない?」
妻まで馬鹿にされたことに腹が立ち、僕は「僕たちの収入や資金計画、確認したの? どうして買えないと決めつけるの?」と言い返しました。するとA子は「無理して買われて、あとで払えませんなんて言われても困るのよ」と強気に言い放ったのです。
その言葉で、僕の気持ちは完全に決まりました。
「わかった。じゃあ、この物件はやめる」
僕たちが下した決断は…
「は? 何それ。ちょっと嫌なこと言われたくらいで?」と驚くA子。
僕が「大きな買い物を任せたい相手じゃないから」と返すと、妻も「私もここに住みたいとは思えなくなりました」と告げました。
結局、その日はA子に購入を見送ることをきっぱり伝えたうえで、僕たちは帰宅。
すると翌日、不動産会社の責任者から電話がかかってきました。
「昨日、購入を見送られたと伺いました。差し支えなければ理由を教えていただけませんか?」
A子から言われたことをありのまま説明すると、電話の向こうでしばらく沈黙が続きました。







