ママが人と話しているだけで泣き出す
娘が生後11カ月ごろのことです。知らない人と目が合ったり話しかけられたりして泣いてしまうのはもちろん、抱っこひもの中で周りが見えない状況でも、私がお友だちのママと少し話しているだけで泣き出してしまいました。
育児の悩みやたわいないことを近所のママたちとおしゃべりしたかったのですが、娘が泣き出してしまうのでおしゃべりできなかった時期はつらかったです。また、赤ちゃんを連れていると、電車やスーパーでやさしく話しかけてくれる方が多かったのですが、娘が泣いてしまうので申し訳なく思うことも。
お友だちに話しかけられて泣いてしまう
1歳半ごろは大人だけでなく、よく遊んでいた同い年のお友だちに話しかけられただけでも泣き出してしまうほど、人見知りが強く出ていました。この時期はすでにコロナ禍だったこともあり、人との接触が減っていたことも原因かもしれません。ほかの人がいると緊張で固まって遊べなくなってしまうため、人気の少ない公園を選んで行っていました。
人見知りを克服するために近所のお友だちの輪に入ってみようと試みましたが、ずっと抱っこをせがまれ、しまいには号泣してしまったので断念。自然と「人と関わりたい」という気持ちが芽生えるのを、気長に待とうと気持ちを切り替えました。
保育園入園を控えて
娘は2歳から保育園に入園することが決まっていたのでずっと心配していましたが、入園時にはすっかり人見知りがなくなっていました。あの激しい人見知りが、2歳ごろから突然パタッとなくなったのです。
知らない人から話しかけられると少し恥ずかしそうに照れますが、泣くようなことは一切なくなりました。また、公園で子どもを見かけると一緒に遊びたいと言うようにもなり、ひと安心。
人見知りが強い時期は、このままずっと続いたらどうしようと悩んでいました。人見知りは成長につながる大切な過程だと理解はしていても、人の輪に入れないことをつらく感じてしまうことも……。でも、きっとそのうち人見知りしなくなるだろうと楽観的に考え、気長に構えたことで気持ちがラクになりました。
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作画/大福
監修/助産師 松田玲子
著者:津崎 あぐり
2歳女児を子育て中。大学卒業後、建築模型製作やガラス雑貨の販売を経験。趣味はステンドグラス製作。インテリアや育児などのライフスタイルについて執筆している。