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「お母さん、救急車呼んで!」外出先で息子がまさかの事態に⇒見知らぬ男性に救急車の要請を促され!?

2歳の活発な長男とまだベビーカーに乗っていた次男を連れて、ママ友親子と5人でショッピングセンターへ遊びに行ったときの出来事です。長男がおでこを切ってしまったのですが、なかなか血が止まりません。こんなときどうしたらいいのか……と戸惑っていると、「お母さん救急車を呼んでください」との声がしました。見上げると、30代くらいの男性が立っていたのです……。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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フードコートでママ友との有意義な時間

当時2歳だった長男と生後8カ月の次男をベビーカーに乗せて、ママ友とママ友の子どもの5人でショッピングセンターのフードコートでごはんを食べていたときのことでした。長男とママ友の子どもが仲良く隣で遊んでいることを確認しつつ、私たちは育児について話が盛り上がっていました。

 

子どもも同い年ということもあり、共感する部分もとても多かったのです。私がベビーカーの中で寝そうになっている次男を横目で見ながらも、「とても息抜きができていい時間だな」と感じていたときのことでした。

 

突然泣き出した長男

「ドンッ」という音が聞こえたと同時に、長男が泣き出したのです。それまでママ友のほうに目線を合わせていた私は何が起こったのかわからず、隣にいたはずの長男のほうを見てみるとおでこから血がだらだらと出ていました。

 

活発だった長男はじっとできず、どうやら隣のテーブルの下へもぐろうとして角におでこをぶつけてしまったようです。慌てた私は次男をママ友に頼み、とりあえず息子の頭を膝の上にのせておでこをタオルで押さえて止血をしようとしました。しかしなかなか血が止まらず、私自身も動揺していました。

 

 

通りすがりの方の行動に救われた

こんなときどうしたらいいのか……と戸惑っていると、「お母さん、救急車を呼んでください」との声が。見上げると、30代くらいの男性が立っていました。そして私に代わって処置をしたり息子に声かけをしたりしてくれたのです。私は急いで救急車を呼び男性にお礼を言いました。どうやら男性も男の子2人を育てているようで、怪我をよくするからこういう状況に慣れているということでした。

 

また、頭を強くぶつけて出血が止まらない場合は救急車を呼んだほうがよいとアドバイスをいただきました。結局傷が深かったので縫合してもらいましたが、あのとき男性がいてくれなかったらスムーズに処置できなかったかもしれません。男性には感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

私の不注意で長男にケガをさせてしまったことや、いざというときに何もできなかったことで、私は自分の無力さを痛感しました。また、出血が止まらない場合などは、救急車を利用する、病院へ電話で相談するなどの対処が必要であると学んだ出来事でした。

 

 

※乳幼児のまわりには危険な物がたくさんあります。危ない物は子どもの手の届かないところに置く、子どもから目を離さないなどを心がけ、事故や怪我から子どもを守りましょう。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:太田ゆみ/女性・会社員。小2、年長、年中の男の子3兄弟のママ。フルタイム勤務で働きながらブロガーとして暮らしやキャンプ記事を執筆中。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

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      こんな素敵な男性が通りすがりにいるなんて感動ですね

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