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赤ちゃんがなかなか食べてくれない! 食事の時間がかかるときどうする?

この記事では、保育士で離乳食インストラクターの中田馨さんが、赤ちゃんの離乳食に時間がかかるときのポイントについて紹介しています。まずは赤ちゃんの機嫌はいいか、おなかはすいているのかなどをチェック。次に切り上げるタイミングは、遊び食べをされて大変なとき、食事に興味がなくなった様子なら切り上げてもOKとのことです。

離乳食を嫌がる赤ちゃんのイメージ

 

こんにちは。離乳食インストラクターの中田 馨です。「赤ちゃんがゆっくり食べすぎて、なかなか離乳食が進まない」というママの悩みをよく聞きます。

 

1回の離乳食の時間が1時間もかかってしまうため、離乳食を作って食べさせて片づけてを1日3回もしていたら、1日のほとんどの時間が離乳食にかかりっきりになってしまうと相談される方もいます。

 

今日は、そんな1回1回の食事に時間がかかる赤ちゃんへの対応方法をアドバイスします。

 

赤ちゃんの様子を確認してみる

まずは、赤ちゃんに離乳食を与えるときに赤ちゃんの様子を見てみましょう。

 

・機嫌はどう?

赤ちゃんの離乳食を食べるときの機嫌を見てみましょう。機嫌の良い時間に食事しましょう。

 

・離乳食の形状はどう?

赤ちゃんの発達に合わせた形になっているか確認してみましょう。もしかするとまだ大きく硬く食べにくいのかもしれませよ。

 

・おなかのすく前に与えていない?

赤ちゃんはまだおなかが空いていないのかもしれません。少し時間をおいて、再度食べさせるのもOKですよ。

 

・みんなと食べたがっていない?

ひとりで食べるのではなく家族と一緒に食べたいのかもしれません。みんなで食べると、賑やかで楽しいですし、パパママ、きょうだいの食べる様子を見ることで、赤ちゃんも食べる意欲も出てきます。

 

無理に食べさせなくてOK

ゆっくりだからと言って、赤ちゃんに、無理に早く食べさせなくてもOKです。例えば、時間通りじゃない日があっても大丈夫。しっかり遊んで、おなかが空いたタイミングで食べさせてみましょう!

 

切り上げるタイミング

・遊びだしたら終わり

遊び食べをされてあまりに大変なときは、見切りをつけて終わってもOKです。

 

・嫌がったら終わり

食べることを嫌がり始めたら終了でOKです。

 

・興味がなくなったら終わり

食べることに興味がなくなったら終了でOKです。

 

・20〜30分を目安の時間に 

赤ちゃんが食事に集中できる時間は赤ちゃんによって違いますが、20分~30分を目安にしてみましょう。 生活リズムを整えながら、楽しく食事をする雰囲気づくりをおこなうことで改善されることもあります。長い目で赤ちゃんをサポートしてあげましょうね。

 

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    保育士中田馨
    一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長

    0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!

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