9カ月なのに離乳食を食べてくれない!そんなときママができる5つのこと

2019/05/13 20:00
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この記事では、保育士の中田馨さんが9カ月なのに離乳食を食べてくれないとき、ママはどうすればいいかを教えてくれています。まずは、ママが必死になりすぎないこと。次に離乳食の何が嫌なのかを観察すること。最初はスープから始めてみることなど、5つの方法を解説します!
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離乳食後期

離乳食のイメージ

 

こんにちは、離乳食インストラクターの中田馨です。9~11カ月ごろ(離乳食後期)になると、1日の離乳食の回数が3回になるので、今までよりも離乳食を食べる量が増えていきます。しかし、9~11カ月ごろ(離乳食後期)になっても離乳食を食べたがらず心配というママもいます。

 

今回は、9~11カ月ごろ(離乳食後期)になっても離乳食をほとんど食べてくれない子へのアプローチ方法をお話します。

 

離乳食を食べない赤ちゃんを持つママの悩み

離乳食を食べない赤ちゃんを持つママから多い、2つのお悩みにお答えします。

 

Q1 母乳・ミルクばかりでも大丈夫?

9~11カ月ごろ(離乳食後期)は離乳食と母乳・ミルクの栄養の対比が6:4~7:3と言われています。そのため、あまりにも離乳食を食べてくれなかったら心配になりますが、母乳・ミルクにも栄養があります。離乳食後は、ミルクの場合は適量を、母乳の場合は赤ちゃんが満足するまで飲ませてあげましょう。

 

Q2 卒乳したほうがいい?

「離乳食を食べなければ、その後は母乳(ミルク)が待っている」と赤ちゃんは分かっているから、食べない場合があるのではないか? 卒乳したら嫌でもおなかがすくから離乳食を食べてくれるのではないか? と相談されるママもいます。
でも、9~11カ月ごろ(離乳食後期)の赤ちゃんにはまだ乳汁栄養が必要。卒乳はしないようにしましょう。


ママができる5つの対処法

あまり離乳食を食べてくれない赤ちゃんに対してママができることがあります。「今すぐ効果がある」ものではありませんが、毎日続けていくことが大切ですので、ぜひ試してみてください。

 

1:ママが必死になりすぎない

まずは、ママが必死になりすぎていないか、自分自身に問いかけてみましょう。

 

私の息子もあまり食べてくれない子でした。その当時の私は「とにかくひとさじでも多く食べさせないと!」ということに集中してしまい、「楽しく食べる」ことは考えていませんでした。もし、今必死になっているなら、少し肩の力を抜いて離乳食に取り組みましょう。「私も赤ちゃんと一緒に離乳食を食べてみようかな」と一緒に食べてみてもいいですね。

 

2:赤ちゃんが離乳食の何が嫌なのかを観察する

赤ちゃんは離乳食の何が嫌なのかをよく観察してみましょう。

 

きっと「これは(少し)食べてくれる」という食材やメニューがあるはず。そのメニューの何が好きなのか? 食べないメニューと何が違うのかを考えてみましょう。「水分が多くベタッとしたものよりも、水分が少ないメニューのほうが好き」「月齢の目安の大きさよりも小さいほうが食べてくれる」ということなら、水分を少なくしたり、小さく刻んだりして与えてもOKです。

 

3:スープから試してみる

保育所であまり食べてくれない赤ちゃんには、だしで数種類の野菜を煮たスープ(みそ汁)から試してみます。スープの味が「おいしい」と分かれば、ゴクゴクと飲んでくれます。

 

1日目はあまり欲張らず、他のメニューを食べる様子がなければ、ここでおしまいにします。スープがおいしいと分かった赤ちゃんは、その経験があるので次の食事もスープを飲む確率が高くなります。まずはスープからチャレンジし、その後に具も食べるようになります。そうしているうちに徐々に他のメニューにも興味を持ち始めます。

 

4:一段階前に戻ってみる

今、9~11カ月ごろ(離乳食後期)でも、7〜8カ月ごろ(離乳食中期)のやわらかさや大きさに戻っても、もちろんOKです。思い切って5〜6カ月ごろ(離乳食初期)に戻ってもOK。これで食べてくれたら嬉しいですよね。

 

食べることはおいしい、楽しいという経験を積んで、徐々に9~11カ月ごろ(離乳食後期)の形状に戻していきましょう。

 

5: 自分で食べるメニューを取り入れてみる

9~11カ月ごろ(離乳食後期)ですので、そろそろ手づかみをして、自分で食べる時期になります。自分で食べることは食べる意欲を増やしてくれるので、手づかみメニューも徐々に取り入れてみましょう。

 

 

赤ちゃんが食べてくれないと成長や発達が気になります。でも、赤ちゃんが離乳食に興味を持ち「食べてみようかな」と思うまでには、時間がかかる場合もあります。今、ママができることは、離乳食づくりの工夫をしながら、赤ちゃんの様子をゆっくり見守ることなのかもしれませんね。

 

著者

保育士 中田馨

一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長


0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨“和の離乳食レシピ”blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。BLOG:「中田馨“和の離乳食レシピ”blog


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