「みっともないからやめて！」嫌がらせママに小4の娘が大説教！「親に向かって何よ！」反撃したものの… #私たち仲良くできますか？ 29

 

「子どもは子どもで交友関係を築く。親は必要なときだけ出ていくべきだと私は思っているから。」

 

ミカさんからそう言われたカキエさんは「ごめんなさい……」と、目に涙を浮かべながら言葉を絞り出していました。

そして、「この通り謝るから、今までどおり私と仲良くしてください。2人とも！」と、ミカさんとモモさんに向かって頭を下げたのですが、その様子を目の当たりにしたユズハさんは「私には謝らないの？」とモヤモヤ……。

 

すると、突然「いい加減にして！」と言いながら、カキエさんの娘・チエちゃんが現れました。チエちゃんいわく、これまでのやりとりがレッスン室まで丸聞こえだったそうで「恥ずかしいこと、やめてくれる？」とカキエさんに怒っています。しかし、カキエさんは娘の言い分に納得がいかないようで「恥ずかしい？ まさか私のことが！？」と、さっきまでのしおらしい様子から一転、娘に逆切れしていて……。

 

 

自分が悪いと理解できていない様子のカキエさんに「普通にこわいんだけど！」とチエちゃんが詰め寄ると、カキエさんは親への口のきき方を注意しながら、チエちゃんのお父さんである夫にも、このことを言うと叱りました。すると……。

 

「私がすこし反抗すると、お父さんにって、そればっかり！」と、反論してきました。そのまま、チエちゃんはカキエさんについて「自分よりも上だと感じる人にくっついて、自分も強くなった気になってない？」と続けます。その言葉を聞いたユズハさんは、これまでのカキエさんの言動が理解できたような気がしたのでした。

 

チエちゃんの怒りが収まる様子はなく「学校や習い事で恥をかくのは私なんだから、もっとおとなしくしてよ！」と、さらにヒートアップ。カキエさんが何も言えずにいると「お父さんに言ってもいいよ」「怒られるのは私じゃなくてお母さんじゃない？」とトドメのような言葉を言い放つのでした。
 

◇ ◇ ◇

 

子どもは親の言動を見ているだけでなく、それに対してしっかりと意見を持ち、時にはそれを言葉にすることもありますよね。今回のように子どもが親に対して本音をぶつける場面は、ある意味で親にとって成長のチャンスとも言えるかもしれません。しかし、カキエさんのようにそれを受け止められずに逆上してしまうと、親子間の信頼関係が揺らぐきっかけにもなり得ます。

 

「子どものくせに生意気」というような上から目線な考え方はやめて、子どもからの指摘もしっかり受け止め自分の悪いところを改善していくことも、時には必要ですね。