記事サムネイル画像

「人としても母親としても最低」妻の悪行が晒され炎上…小学生の娘にまで影響が。妻は夫に全否定され… #私たち仲良くできますか? 32

「私たち、仲良くできますか?」第32話。小学4年生の娘を育てるユズハさんは、隣町のダンススクールへ娘を通わせることに。そこで、ダンスの先生が娘と同じだというママ・カキエさん、モモさん、ミカさんの3人と知り合います。

小学4年生の娘を育てるユズハさんは、隣町のダンススクールへ娘を通わせることに。そこで、ダンスの先生が娘と同じだというママ・カキエさん、モモさん、ミカさんの3人と知り合います。

モモさんとミカさんは思いやりや常識もあるいい人ですが、カキエさんは明らかに見下した態度で接してきて、いい印象はありません。とうとう我慢の限界を迎え、非常識な言動について迷惑だと伝えたユズハさん。しかし、迷惑な言動は相変わらず続き、無茶な要求を繰り返すように……。ユズハさんが要求を断ると「今後一切話しかけないで」と、カキエさんは激怒。

ユズハさんが、モモさんやミカさんにこれまでのことを打ち明けると、2人はビックリ。ミカさんが「やばい思考を持った人の子どもとは関わらせたくない」と言ったカキエさんの言葉を引用して「それならうちの子を関わらせたくない」と言うと、カキエさんは焦って謝罪の言葉を述べますが、そこに娘のチエちゃんが現れてカキエさんに詰め寄ったことで、親子げんかにまで発展。さらに、この騒ぎを目撃した誰かによって匿名掲示板に書き込まれていて、炎上。そして、カキエさんの夫にも知られてしまいました。

 

レッスン日なのに落ち込んでいた娘

同じスクールに子どもを通わせているママたちの話をたまたま聞いたカキエさんは、自分の言動が匿名掲示板で晒されていることを知りました。産休に入るココミ先生へ産休祝いを渡すとき、わざとユズハさんが立ち会えないようにしたことも、ユズハさんに無償で絵を描いてもらおうとしたことも、すべて知られているようです。

 

そして、カキエさんが近くで聞いていることを知らないスクールのママたちは、カキエさんの言動を『図々しい』と非難して「関わるのやめとこ」「話しかけられても無視しよ」などと言っていました。

 

「誰がこんな書き込みを……? なんで私だけ責められなきゃならないの……?」カキエさんは、怒りに震えていたのですが……。

 

その夜。

 

「ひとつ聞いてもいいか?」

 

家事をしていたカキエさんに、夫が話しかけてきました。そして、例の匿名掲示板を見せてきて「君のことだろ?」と聞いてきたのです。カキエさんは、驚きのあまり「あっ……」と言葉に詰まってしまいます。

仲良くできますか?/しろみ

仲良くできますか?/しろみ

仲良くできますか?/しろみ

 

仲良くできますか?/しろみ

仲良くできますか?/しろみ

仲良くできますか?/しろみ

 

仲良くできますか?/しろみ

仲良くできますか?/しろみ

仲良くできますか?/しろみ

 

仲良くできますか?/しろみ

 

 

「な、なんのこと? 私じゃないわよ。そんなデタラメ……。これが私って証拠はあるの?」

 

内心動揺しつつ、そう答えたカキエさん。そんなカキエさんに向かって、夫はレッスン日だというのにチエちゃんが珍しく落ち込んでいたことが気になって、話を聞いたと言いました。

そして、同じスクールのママに意地悪をしていることや、匿名掲示板に晒されて炎上していることもチエちゃんから夫へ伝えられたと知ると、カキエさんはさらに動揺してしまいます。

 

「私もちょっと言い過ぎたとは思うけど……」と言うカキエさんの言葉を遮り、夫は『掲示板に書かれている内容が事実なら』と前置きをしたうえで「君は、人としても母親としても、最低なことをしたんだぞ」と、カキエさんに冷たい視線を向けます。カキエさんは言葉に詰まり、何も言い返すことができないのでした。

 

◇ ◇ ◇

 

親の言動は、親が思っている以上に子どもへ大きな影響を与えることもあります。今回のカキエさんとチエちゃんのように、親の言動が原因で子どもが苦しい思いをしてしまうこともあるので、自分の行動がどんなふうに家族に影響するのかを考えることは、とても大切ですね。

 

さらに、SNSや匿名掲示板が普及している今、何気ない言動が思わぬ形で広まってしまうこともあります。自分の行動が周囲からどう見られるかを意識し、誠実に行動することが、トラブルを防ぐ一歩になるのかもしれません。

 

日々の中で少しだけ立ち止まり、自分の言動を振り返ることで、よりよい人間関係を築いていきたいですね。

 

 

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
  • \ この記事にいいね!しよう /
    シェアする

    • コメントがありません

    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターしろみ

    自身が経験した育児と家族のことや、知人の体験談をもとにマンガを描いています。著書に「なんでも横取りする妹が嫌い」(KADOKAWA)

    同じ著者の連載

    新着記事が配信されたら、メールやプッシュ通知でお知らせ!

    同じジャンルの連載

    もっと見る
  • 気になる記事をまとめ読み

    人気連載

    新着連載

    連載完結

    もっと見る

    注目記事を探す

    人気記事ランキング

    アクセスランキング
    コメントランキング

    お得な無料キャンペーン

    マンガの新着記事

  • PICKUP