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第一子は音に敏感?第二子以降はおおらかって本当?11児の母が答えます

【専門家監修・執筆】この記事では、助産院ばぶばぶのHISAKOさんが第一子と第二子以降の違いについてお話ししています。まず、第一子は特に音に敏感な子が多いそう。第二子は妊娠中から賑やかな世界で育ちますので、おおらかで順応性の高い子になりやすいのだそうです。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師HISAKO
助産院ばぶばぶ院長

総合病院小児科・産婦人科・NICU病棟勤務を経て、地域での助産師活動・出張専門助産院を開業。2006年には来院ケアも可能な「助産院ばぶばぶ」をオープン。2020年に12人目を出産し、ママたちに元気と勇気をおすそ分けすべく母乳育児支援や講演活動、書籍出版など多岐にわたって活動中。
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第一子は音に敏感

 

こんにちは。助産院ばぶばぶのHISAKOです。第一子と第二子以降では、子どもの性格などの違いを感じるママも多いと思います。そこで、私の経験で感じた生まれ順による違いについてお話しします。

 

第一子は突発音が苦手な子が多い?

私が11人の子育てと助産師をしてきた経験からお話しすると、第一子は一般的に音に敏感。くしゃみ、ドアが閉まる音、大笑いの声、ミシッと床がきしむ音、着信音、救急車の音など、特に突発音が苦手です。

 

それに引き換え、2人目、3人目、それ以降の赤ちゃんは度量があり、おおらかな傾向があります。生活音に反応しない悠然とした構えは見事なものです。

 

聴覚は妊娠中にほぼ完成する

赤ちゃんの聴覚の基礎は妊娠6カ月ごろにほぼ完成します。赤ちゃんは卵膜や羊水などに何重にも囲まれ、守られた子宮の中にいるので、聴覚は備わっていてもすべてが聞こえるわけではなく、残念ながらまだおなかの外からのパパの声は届いていません。

 

胎内では、ママの血液が流れるザーザーという音や心臓の音、腸が動く音などはよく聴こえます。そしてママの声は、骨を伝って音が響くので胎児の耳の発達に負担をかけることなく届きやすいことがわかっています。妊娠後期になるとようやくおなかの外からの音や人の話し声も聴こえるようになります。

 

第二子以降は順応性の高い子になりやすい

複数の子どものいる家庭は、大人だけの静かな生活とは比べものにならないほど賑やかです。

 

上の子への「早くしなさい!」「何回同じこと言ったらわかるの!」おなかの赤ちゃんは、お兄ちゃんお姉ちゃんの賑やかな声やママの怒ってばかりの声、ドタバタな生活音をBGMにしながら成長していくので、生まれてからもその類の音が聴こえると不快に感じるどころか懐かしさを感じてホッとするのかもしれません。賑やかを通り越して騒音のレベルでも、寝るときは寝ます。第二子以降の高い順応性には頭が下がります。

 

胎教ができないからって落ち込まないで

第二子妊娠中は胎教なんか全然できない。いつも上の子を怒ってばかり……と、自己嫌悪になっている経産婦さん。

 

日々の怒鳴り声も、ママのイライラも、おなかの赤ちゃんはポジティブにとらえ、それを糧にして生きていくエネルギー源に変える高い適応能力があるから大丈夫!ってことを覚えておいてくださいね。

 

イラスト:imasaku

 

 

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