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超簡単! 栄養バランスがいい離乳食の作り方

この記事では、離乳食インストラクターの中田馨さんが栄養バランスがいい離乳食の作り方について紹介しています。まずは、炭水化物、ビタミン・ミネラル、たんぱく質を含む食材を1回の献立に取り入れ、次にそれぞれの量が目安量になっていることが大切なのだそうです。

離乳食

 

こんにちは、離乳食インストラクターの中田馨です。9~11カ月ごろ(離乳食後期)になると1日3回離乳食を食べるようになります。9~11カ月ごろ(離乳食後期)ころからは、母乳や育児用ミルクなどの乳汁栄養と離乳食の栄養が半々になる時期。だからこそ、1日3回の離乳食のメニューづくりはどうしよう? 赤ちゃんが好んで食べてくれるものを作りがちだけど、栄養バランスは大丈夫? と気になるところです。今日は離乳食の簡単な栄養バランスの考え方をお話しします。

 

炭水化物、ビタミン・ミネラル、たんぱく質を取り入れよう

離乳食に取り入れたい栄養素は、とくに炭水化物、ビタミン・ミネラル、たんぱく質だといわれています。これらを取り入れることを意識してみましょう。

 

炭水化物とは

ご飯(おかゆ)、パン、麺類、いも類など

 

ビタミン・ミネラルとは

野菜類、海藻類、果物類など

 

たんぱく質とは

大豆、大豆製品、魚類、肉類など

 

これらの栄養素の食材を1回の献立に取り入れます。離乳食メニューはマンネリしがちかもしれませんが、この時期にさまざまな食材にチャレンジすることは味覚や五感をはぐぐむのにもいいですよ。

 

離乳食の量はどれくらいがいいの?

炭水化物、ビタミン・ミネラル、たんぱく質のそれぞれの栄養素をどれくらい食べればいいかが気になるところですね。あくまで目安量ですが、食べる量は以下です。

 

9~11カ月ごろ(離乳食後期)

・炭水化物:おかゆ90g〜軟飯80g

・ビタミン・ミネラル(野菜・果物):30~40g

・たんぱく質:豆腐45g、または肉・魚15g、または全卵1/2、または乳製品80g

 

1歳~1歳6カ月ごろ(離乳食完了期)

・炭水化物:軟飯80g〜ご飯80g

・ビタミン・ミネラル(野菜・くだもの):40~50g

・たんぱく質:豆腐50~55g、または肉・魚:15~20g、または全卵1/2〜2/3、または乳製品100g

 

野菜は、緑黄色野菜と淡色野菜を両方取り入れるといいですね。特に気をつけるのは、たんぱく質の量だといわれています。赤ちゃんの内臓は未熟ですので、多くのたんぱく質を消化できないことがあります。たんぱく質は目安量を守りましょう。

 

簡単にメニューに取り入れるなら

離乳食のメニューにいろいろな食材を取り入れる場合、一品一品用意して品数豊富にしてもいいですが、簡単な方法として、おだしで煮物や汁物を作る方法もあります。

 

たとえば、ほうれん草とにんじんと玉ねぎと豆腐のお味噌汁だと、ビタミン、ミネラル、たんぱく質が入っているので、これにおかゆを加えれば、バランスのとれたメニューになります。そう考えると少し気持ちが楽になりませんか?

 

炭水化物、ビタミン・ミネラル、たんぱく質をメニューに取り入れることを意識しながら、離乳食作りを楽しんでみてくださいね!

 

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