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イヤイヤ期、自動車にハマった息子と徹底的に付き合った!【体験談】

自動車大好きなわが子が、イヤイヤ期に見せたこだわりと徹底的に付き合った体験談。いらだつ気持ちを我慢して、わが子の気持ちに寄り添った経験が、のちのち成功体験として子育てに生かすことができたママのお話です。

泣いている男児

 

息子のイヤイヤ期は1歳半くらいから。とにかく自己主張が強くて、できないことでも自分でしたがり、興味が湧くことしかしたがりませんでした。気分が乗らないことをさせようとするとギャン泣き、していることを中断させるとギャン泣き……。泣かせると大変だと気づき、この時期は、命の危険があること以外はなるべく息子のしたいようにさせていました。

 

イヤイヤが激しくてつらい

「2歳くらいからイヤイヤ期が始まる」と育児書などに書いてあったので覚悟していましたが、息子の場合は1歳半ごろから、気に入らないことがあるとギャンギャン泣きわめくことが多くなりました。

 

「そんなことでこんなに泣く?」と戸惑うくらい泣き叫ぶので、行動を制限するのが怖くなってしまうほど。周りの目も気になり、精神的につらかったです。パパと相談して、息子のイヤイヤが落ち着くまで「なるべく予定を詰め込まないようにする」「命の危険があること以外は好きにさせる」と決めました。

 

自動車が大好き

息子のイヤイヤ期は、ちょうど自動車に夢中になりだしたころと重なっていました。あるとき散歩に行こうと家を出て、目の前にあるドラッグストアの駐車場の横を通ろうとすると、駐車場に停まっている自動車のナンバーを指差して見つめ、満足すると隣の自動車のナンバーを指差して……ということをし始めました。

 

なかなか終わらないのでじれったくなり、「早くお散歩に行こうよ」と手を引いても踏ん張って動きません。強く手を引くとワーッと泣き出したので、観念して息子に付き合いました。たしか10台ほど停まっていたのですが、全部のナンバーを確認すると気が済んだのか、「行こう」と促すと素直についてきてくれました。

 

全部確認しないと気が済まない

それ以来、散歩の前は必ず、その駐車場に停まっているすべての車のナンバーを指差し確認することが習慣になりました。普段は多くても10台くらいなのですが、ポイントが倍の日は30台以上停まっていることもあり、ナンバーの確認に30分以上かかることも。

 

動く車もあり危ないので、ずっと手をつないでナンバー確認に付き添いました。正直なところ「早く終わらないかなあ」とばかり考えていたのですが、それを済ませたら息子の機嫌がいいので、我慢しました。そのうちに梅雨がきて散歩の回数が減り、夏になってまた散歩の回数が減り……いつのまにか、ナンバー確認をしなくなりました。

 

 

じれったくてイライラしてしまうこともあったのですが、ナンバー確認が続いた3~4カ月間、頑張って付き合いました。あのときの、徹底的に子どもと付き合った経験は自分のなかでイヤイヤ期を乗り切った成功体験として残っていて、子育てに悩んだときの励みになっています。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。駐車場に立ち入る際にはお子様の手を必ずつなぐ、または抱っこして、離れていかないようにしましょう。また、駐車場を利用していない場合にはできる限り立ち入らないようにしましょう。

 

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    著者プロファイル

    ライター銀鏡あゆみ

    二児の母。生まれ育った町で、自身の父母・祖母・夫・子ども2人との大家族で暮らす。地元を中心に取材・撮影・執筆を行うライター。

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