定時間際に院長からわざと大量のカルテ処理を押しつけられたみささん。スタッフたちの陰の支えで乗り越えたため、院長の思惑は外れます。
しかし、先輩のツボ田さんだけは院長側につき、みささんが子どもの発熱で数日休めば、2人してみささんを責め立てました。さらに、後輩のまりちゃんの報告で、みささんが希望を出していた研修も、一方的に外されていることが判明したのです。
院長に確認すると、「時短は学ぶ価値がない」「図々しい」と厳しい言葉を浴びせられ、落胆するみささん。退勤後にサービス残業をしているのに給料がフルタイムより低いことにも悩み、仕事中も、子どもの前でもうまく笑えなくなってしまいます。
「このままじゃだめだ! 仕返ししたい!」
そこでみささんは、労働基準監督署への相談を決意するのでした。
外に助けを求めた結果…
















みささんは、昼休みに労基の相談窓口へ連絡。
「時短ハラスメントを受けてまして……」
窓口の担当者は話を受け入れ、調査してくれることになりました。
しかし数日後、労基から届いた回答は「ハラスメントの事実は認められない」というもの。
院長とツボ田さんが「事実無根」と答えており、証拠がないため、これ以上の対応は難しいと言われてしまい、みささんは「分かりました……」と小さく返事するしかないのでした。
▼勇気を出して声を上げましたが、証拠がないため「なかったこと」にされてしまった、みささん。人間関係やハラスメントの問題は、当事者しか知らない場面が多く、証拠がなければ声が届きにくい現実もあります。問題に向き合うためには、自分の状況を記録し、未来の自分を助ける準備も必要なのだと考えさせられるエピソードでした。
つらい言葉や不当な扱いが続く場合は、発言内容や日時をメモしておくと、あとから相談するときに役立つことがあります。相談窓口、各都道府県の労働局に設置されている「総合労働相談コーナー」などへ相談する方法もあります。我慢を続けることで心や体に大きな負担がかかってしまうこともあるため、ひとりで抱え込まず、周囲へ助けを求めながら自分自身を守ることも大切です。
こっしーさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。
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こっしー