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年子や双子の赤ちゃんの公園遊びがラクになるコツ!【ラクに楽しく♪特集】

保育士の中田馨さんが、年子や双子の赤ちゃんを連れての公園遊びがラクになるコツをお話ししてくれました。どんな公園がいいのか、よちよち歩きのときと走るようになったときの遊び方など、ラクになるコツをまとめて解説!

年子や双子の赤ちゃんを連れての公園遊びのイメージ

 

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こんにちは、保育士の中田馨です。保育所では、公園に行くときに1人の保育士が2~3人の子どもを担当します。赤ちゃんがよちよち歩きくらいのときはまだ少し余裕がありますが、幼児になり走ることができるようになったら、急に走り出すことがあるので大変! どちらを追いかけようかと焦ってしまいます。

 

今回は、年子や双子の赤ちゃんの公園遊びがラクになるコツを紹介します。

 

行先の公園と移動経路を調べておく

赤ちゃんを2人連れていくときの第一条件は安全であること。まずは、赤ちゃん2人を連れていくのに安全な公園かを確認します。

 

例えば、こんな公園が理想的です。
・出入り口が1つ(複数ある場合は出入り口の位置が近い)

・車道に出にくい
・遊具が年齢に合っている
・ママが公園内を見渡せる

 

ママが公園内を見渡せる範囲で赤ちゃんが遊べる公園が安全です。遊具のトンネルや木々の茂みなどは、赤ちゃんにとってはとても楽しい環境なのですが、姿が見えなくなって安全確認ができにくくなるという欠点があります。また、行く公園が決まったら、公園に行くまでの移動経路が安全かなども調べておきましょう。
 

年齢に合わせた移動手段

公園までは、子どもの年齢に合わせた移動手段を取りましょう。年齢が高くなり、自転車の前後ろに乗れるようになれば自転車での移動がラクですが、それまではベビーカーや抱っこを併用しながらの移動になると思います。

 

公園へ行く時間が短時間とはいえ、どちらかがグズグズ言い出したときのために、抱っこ紐(おんぶ紐)を持っていると便利です。

 

よちよち歩きのとき

体力がついてきて、おうち遊びだけでは物足りなくなってくる1歳半ごろは、歩くのが楽しい時期でもあります。「自分の力で歩くんだから!」とママの手を払いのけて、自分の好きなところに歩く姿が見られるようになります。好きなように歩く赤ちゃんが2人いたら、ママはそれぞれを追いかけて連れ戻しを繰り返して大変です。


こんなときは、ボールや砂遊びセットを持って出かけてみましょう。ボールがあると、ひとつのボールを3人で追いかけて遊べます。たくさん歩きますので、赤ちゃんも満足します。また、移動せずに落ち着いて遊ぶには砂遊びが最適。スコップやコップなどを持っていきます。水道があると、砂を湿らせることができるので遊びが広がります。
 

どちらかがぐずったときは、おんぶをするのがおすすめ。おんぶをすることで、ぐずった子は落ち着き、両手が空くので、もう一人の子を見守ることもできます。もし、2人を一度に遊ばせるのが不安なときは、ひとりはベビーカーに座らせたり抱っこしたりして、ひとりずつ遊ぶという方法もあります。そのとき待っている子には、代わりになるおもちゃなどを用意しましょう。

 

走るようになってきたら

走るスピードが速くなってくると、追いかけるのにも一苦労することがあります。とにかく子どもは好奇心いっぱいですので、興味を持ったところにタタ~ッと走っていきます。走って車道に出てしまうと危ないので、出入り口が出にくい公園を選びます。

 

遊具にも興味を持ち、自分からどんどん遊ぶ子もいるでしょう。できるだけ2人一緒の遊びができるように、ボールや砂遊びには一工夫を加えましょう。例えば砂遊びの場合、おままごとセットや車など、ごっこ遊びができるおもちゃを持っていきます。カップを使って砂でケーキを作ったり、砂でコースを作って車を走らせたり、子どもの想像力が広がる遊びをしてみましょう。

 

 

普段ママと行く公園は、ママも赤ちゃんも遊び慣れている公園だと安心。ママにとって無理のない環境で公園遊びを楽しんでくださいね。

 

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    保育士中田馨
    一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長

    0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!

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