赤ちゃんを迎えるにあたって、肌着、洋服、ベビーベッド、チャイルドシート・・・いろいろと必要ですよね。豊富なベビー用品は見るのが楽しい反面、揃えるにも時間がかかります。気付くとママ自身の準備は後回しになってしまいがちです。赤ちゃんが産まれてから月齢が低いうちは、誰かに預けるのは難しいもの。妊娠中の今こそ、ママ自身の準備も始めましょう!
髪型はショートor結べる長さがおすすめ
赤ちゃんが産まれると、なかなか自分の行きたいタイミングで美容室に行けないことも多くなります。「育児に追われても、きれいなヘアスタイルでいたい」と思うママにぴったりなのがさわやかなショートヘア。髪を洗うのも乾かすのも時間がかからないからラクチンです。また、結べる長さがあると、さっと結べて邪魔にならないのでおすすめです。
さらに、ショートでもロングでも軽くパーマをかけておくと、セットもラクラク。髪を濡らしてムースを揉み込むだけで、簡単にきちんと感のあるスタイルが完成!カラーはあまり明るすぎると、髪が伸びてきたときに根元との色の差が気になってしまうので、ダークカラーにチェンジしておくことも忘れずに。どうしてもカラーを楽しみたい方は、根元から毛先に向かって明るくなるグラデーションカラーやインナーカラーはいかがでしょうか?これなら髪が伸びてきても、おしゃれな印象を保てますよ。
授乳用にカップ付きインナーを準備!
授乳の際に便利なのが授乳服。でも、手持ちに”前開きの洋服”があれば、授乳服以外でも十分に代用が可能ですよ。見落としがちで、実は準備が大切なのがインナー。授乳用ブラは締め付けがなく、おっぱいをさっと出せるというメリットがありますが、ホールド力が弱いため胸が横に広がり太って見えがちに。
そこで提案したいのが、普段のサイズより1~2サイズ大きめのカップ付きインナー。胸元部分を下に引っ張れば、簡単に授乳ができるうえに、適度なホールド力もあるので太って見えません。また、授乳の際に、上に着ている服をたくし上げてもお腹が見えないので安心ですよ。
骨盤ケア用品も準備しておこう!
妊娠中・出産後は、ホルモンの影響で骨盤の靭帯がやわらかくゆるんでいるため、骨盤が開いてしまいます。そのままにしておくと、内臓の位置が下がってしまい、ぽっこりお腹の原因にも。骨盤矯正をおこなうなら、産後2~3カ月に開始すると良いそうです。産後6カ月ぐらいには靭帯も元に戻ってしまうので、それまでに骨盤ケアをしておきましょう。
そこでおすすめなのが、産後すぐから着用できる骨盤ベルト。産後のぐらついた骨盤をしっかり支えてくれるので、腰痛も軽減されて動きやすくなります。ウエスト部分を押さえるタイプは、ゆるんだ骨盤に内臓を押し付けることになってしまうのでNG。大転子~恥骨部分を締めるベルトを選んで準備しておきましょう!
出産間近のママは、出産と育児に向けて、赤ちゃんのために着々と準備をしていることと思います。しばらくは赤ちゃん第一の生活ですが、ぜひママ自身のことも考えてほしい!産後も美しさをキープして、いきいきと育児を楽しんでいきましょう。
(TEXT:津田 玲)