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保育園生活がラクになる!年明けから始めておきたい保育園準備/ママ編【ラクに楽しく♪特集】

保育士の中田馨さんが、年明けから始めたい保育園準備【ママ編】についてお話ししてくれました。家事や送り迎えのシミュレーションや夫との役割分担などをまとめて解説!

保育園に通う赤ちゃんのイメージ

 

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こんにちは、保育士の中田馨です。4月から保育園入園の方は、徐々に仕事復帰が目の前に近付いてきましたね。第一子のお子さんの場合、これまでの自分の準備に子どもの準備が加わります。第2子以上の場合も、子どもが一人増えるだけで準備にかかる時間が変わってきます。

 

4月になってからバタバタしないためにも、年始から保育園の準備を少しずつ始めてみましょう。

 

家事のシミュレーション

まずは、仕事復帰したときに合わせて家事のシミュレーションをしてみましょう。朝起きてから家を出るまでにする家事はなんでしょう?

 

これまでなら、朝食の準備や食器の片付け、洗濯などがあったと思います。でも、保育園に子どもを連れて行くとなると、出発直前にうんちをもらして、シャワーをしたなんてこともよくあることです。家事をいつするかが、朝の準備のカギになります。


例えば、朝早くに起きることができるなら、朝のうちに朝食だけでなく夕食を作るのも1つの方法。私の場合は、洗濯は夜にするようにしていますし、朝食は夜のうちに汁物と常備菜を多めに作っておき、朝はご飯を炊いて魚を焼くだけで準備ができるようにしています。


では、帰宅してからはどうでしょう?

夕食作り、洗濯物をたたむ、食器洗い、明日の準備などやることがたくさん。ですので、毎日していた洗濯を2日に1回にしてもOKです。掃除は週末の休みにまとめてするなど、自分がラクにできる方法を考えて、実際にチャレンジしてみましょう。
 

送り迎えのシミュレーション

保育園の送り迎えは、当然ながら毎日あります。希望している保育園へは、歩いていくのか? 自転車なのか? 車の場合、駐車場はあるのか? 雨の日はどうするか? などのシミュレーションが必要です。
 

●歩いていく場合
歩いていく場合は、抱っこやおんぶなのか? ベビーカーなのか? ベビーカーの場合は保育園にお迎えまで置いてもらえるのかなどを相談してみましょう。

 

●自転車の場合
職場まで自転車通勤の場合は、自転車が便利。駅まで自転車で行く場合は、駅の駐輪場の月ぎめの申し込みも考えましょう。


●車の場合
車での送迎は、近隣の方への配慮もありますので、保育園に駐車場があることが原則。

 

また、月曜日と金曜日は多くの保育園で布団の持ち帰りなど荷物が多くなります。徒歩や自転車で送り迎えをする場合は、荷物が多いときのこともシミュレーションしてみましょう。

 

職場の人とのコミュニケーション

子育てしながらの職場復帰は、職場への理解が不可欠。保育園の開いている時間内に、送り迎えをして、仕事もしなければいけません。ママの中には、仕事が途中なのに帰らなければいけない、同僚の理解が得られないなどの思いをしている方もいます。少しでもそんな思いをしないためにも、職場復帰の前に上司と家庭の状況を説明し、話し合う場を持つことは大切です。

 

子どものことで早退や欠勤が増えることが予想されますので、復帰後は働けるときはしっかり働き、同僚のフォローをすることは大切です。また、もしものときのために、自治体のファミリーサポートなどへの登録もしておきましょう。

 

パパとの役割分担

私の保育所の保護者の方を見ていると、やはり送り迎えはほとんどママというのが現状です。中には、送り迎えのどちらかがパパというご家庭もあります。


もしものときに一番頼れるのは、やはりパパの存在。保育園の送迎は、ママだけの問題ではありません。職場復帰に向けて、ママの気持ちをパパに伝えることが大切です。パパにできることは遠慮せずに頼ってみましょう。お互いが助け合い、感謝しながら子育てすることで、仕事との両立もスムーズにできるはずです。

 


育児も家事も仕事も、無理は厳禁。長く続けていくためには良い意味での「手を抜く」ことは絶対に大切です。実は、私は何でも「満点」を目指しがち。15年仕事をしながら子育てをしていて感じたことは、満点ではなく50点満点を目指すくらいが丁度良いということ。このことを頭の隅に置きながら、4月からの保育園生活の準備を始めてみてくださいね。

 

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    保育士中田馨
    一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長

    0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!

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