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「そういう気分になれない…」妊娠中の性生活が苦痛に【体験談】

この記事では、あるママの妊娠中の性生活に関する体験談を紹介しています。おなかの中に命が芽生えたと思うと、そういう気分になれないと思っていたママでしたが……。

「そういう気分になれない…」

 

妊活中は子どもが欲しい一心で、排卵時期には可能な限り頑張ったものです。ところが、おなかの中に赤ちゃんがいると思うと、したくない気持ちが強くなりました。今回は、私が経験した、妊娠中のセックスライフについてお伝えします。

 

妊娠した途端にセックスが嫌になった

私たち夫婦は、妊娠をした途端にセックスをしなくなりました。私がまったく性欲がわかなくなってしまったのです。自分のおなかの中に命が芽生えたと思うと、セックスなんてできない。私の心は女から母へと変化していたのでしょう。

 

こういった心の変化は人間の本能でもあると思います。セックスをすることで赤ちゃんに何かあったらいけない、守ってあげなくちゃと感じるのは自然なことではないでしょうか。

 

夫の気持ちを置いてけぼりにしていた

つい最近までセックスのある生活をしていたのに、妊娠してからピタッとなくなる……。夫の気持ちを考えると、少しさみしかったかもしれません。当時は相手の気持ちを考える余裕がありませんでしたが、今思うと夫の気持ちを置いてけぼりにしていたと感じます。

 

性欲が低下したのは私だけ。夫は今までどおりのセックスライフを過ごしたかったはずです。お互いの気持ちを理解し合おうとする姿勢が必要だったと感じます。

 

神経質になる必要はないけれど無理は禁物

妊娠中のセックスが流産や早産の引き金になってしまうのでは?と、赤ちゃんへの影響を心配していましたが、実際のところ、そこまで神経質になる必要はないのだそう。私が通っていた産婦人科の先生は「安定期に入り、経過も順調で元気な妊婦さんであれば問題なし」と言っていました。

 

一度だけチャレンジしたことがありますが、緊張して苦痛に感じてしまいました。夫に正直な気持ちを伝えると、理解してもらえたのでありがたいと感じました。

 

 

夫婦同じ気持ちになることもあれば、すれ違うこともあります。難しい問題ですが、相手の気持ちを理解し合う関係性を築くきっかけにもなると感じました。思いを一方的に押し付けるのではなく、相手を思いやる気持ちを持っていたいですね。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

イラスト/imasaku

監修/助産師REIKO


著者:田中由惟

一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。

 

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