以前は、子どもが起きているとどうしても家事が思うようにできず、子どものお昼寝中に家事を進めていました。夜もよく子どもと一緒に寝てしまい、自分の時間がまったく取れない状態に……。今回は私のひとり時間の作り方についてご紹介します。
ひとり時間の大切さ
夫が転勤族で、さらに自分と夫の実家は遠方のため、私は主にワンオペ育児をしています。夫の仕事が忙しいときには休日出勤もあり、なかなか協力が得られないことも……。
そんなとき、ひとり時間や自分が好きなことをする時間がないと、次第にイライラが募り子どもを怒鳴ってしまったり、自分に余裕がなくなったりすることもあります。
しかし自分なりに工夫して、子どものお昼寝中におこなっていた家事をやめ、自分の自由時間にしました。そうすると子どもに対してやさしく接することができ、私自身もかなりリフレッシュになりました。
家事が残っていたとしても後回し
子どものお昼寝中を自分の時間に変えてからは、どんなに家事が溜まっていても、絶対にひとり時間を確保するように心がけました。私には家事を完璧にこなすことを諦めてでも、ひとり時間は大切だと感じたのです。
おかげでどんなに子どもがぐずったときや、イヤイヤがひどくて心が折れそうなときでも、1日の途中に休憩時間があると思うと、頑張ろうという気持ちになりました。
メリットばかり
ひとり時間を確保してからは、私の好きなセルフネイルや自分磨き、漫画を読むことができるようになり、本当に毎日が楽しくなりました。子どもがお昼寝をしているたった数時間でも、ひとり時間が毎日あるとリフレッシュになります。「ママになっても自分に時間をかけていいんだ」と思えるように。
毎日「今日は何しよう?」と考えるのも、楽しみの1つ。ひとり時間があるおかげで家事もテキパキでき、とてもはかどります。時間を有効的に活用できることで、より満足感や幸福感が得られるようになりました。
子どもが生まれたばかりのころは、なかなか自分の時間が取れなかった私。「工夫次第で時間は確保できる」と自分の発想を変えると、案外うまくいくことに気づかされました。柔軟に考えられるようになったことで、「育児中でもいろいろなことができる」という自信にもなり、育児と家事、自分時間とメリハリのある生活が過ごせ、毎日がとても楽しいです。
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イラスト/マメ美
監修/助産師REIKO
著者:渡辺ひかり
1歳男児の母。結婚を機に退職。パートナーの転勤で現在は慣れない土地で子育てに奮闘中。自身の体験をもとに出産・育児などのテーマを中心に執筆中。
うちもしばらくは30分ずつしか寝てくれず「もう起きたか…」とゲンナリする時期もありました。
でも、からだの発達と共に、活動量が増えてまとまった時間眠ってくれるようになり、お昼寝中には家事、リフレッシュ、自分もお昼寝…など、その日の気分や、自分の体調に合わせて午後も頑張れるように…と思っています。
皆さん、イライラしてしまうのも頑張っているからこそだと思います。お昼寝の習慣がついて自分時間をゲットできることを願っています。