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「甘くみてた…」ただの生理不順じゃなかった!薬なしでは生理がこない私

生理不順をいつものことと甘くみていたら「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)」だったことが判明! 自然妊娠も危ぶまれたうえ、1年間ホルモン剤を使用なければ生理がこなくなってしまったという体験談です。

このままじゃ自然妊娠ができない? 

 

もともと生理不順だった私。でもなんとなく婦人科には行きたくないし、いつか安定するだろうとのんびり考えていました。その後、婦人科でまさかの診断を受け、1年間ホルモン剤なしでは生理がこなかったときのことをお伝えします。

 

このままじゃ自然妊娠ができない?

28歳のとき、結婚を前提に現在の夫と知り合いました。将来は子どもを望んでいたため、生理周期を整えたいという軽い気持ちで婦人科を受診しました。

 

すると医師から「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)ですね。生理をこさせるためにホルモン剤を注射しましょう。もし妊娠を希望されるときは、排卵誘発剤を内服しないといけないかもしれませんね」と診断を受けたのです。

 

ただの生理不順とのんびり考えていた私は、「ホルモン剤を注射? 自然に妊娠できないってこと?」と混乱するばかり。しかし、とりあえずホルモン剤を打てばバランスが整い、すぐ自然に生理がくるはずと考え直し、次の生理を待ちました。

 

自然生理がまったくこなくなる

ホルモン剤を注射したのち、予定通り生理が再開。そのまま次の生理が自然に続けば受診の必要はないけれど、2カ月間生理がこなければ、再度受診するようにと言われました。

 

しかし、次の生理が自然にくることはなく、2カ月後に再度婦人科を受診。今度は「ホルモン剤を内服して様子を見ましょう」と言われ、内服を開始しました。

 

ホルモン剤内服のおかげで生理は再びきましたが、そのあとに続く自然な生理はやはりきません。結果、2カ月に1回のペースでホルモン剤注射を打ち、生理をこさせるという日々が1年間続いたのです。

 

ホルモン剤を1年間続けた結果は…

ホルモン剤を使用しながらの生理は1年間で6回、そのうち自然に生理が来たのは一度もありませんでした。ホルモン剤を使用しなくても、自然に生理がくるようになったのは、1年を経過したあたりからでした。

 

その後結婚し、自然に妊娠・出産をすることができました。今わが子の寝顔を見ながら、「あのまま生理不順を放置していたら、この子には会えなかったかもしれない」と思うとゾッとします。

 

 

私の場合、「仕事やストレスなどホルモンバランスが崩れたことで生理不順になっただけ」と軽く考え、何年も放置してしまいました。しかし、思わぬ病名を告げられたうえに、自然妊娠も危ういという状況に実際なると、もっと早く受診すれば……と後悔。いつか生理がくるだろうと軽く考えず、まずは婦人科を受診することが大切だと思った経験でした。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

 

監修/助産師REIKO


著者:深井結菜

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