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【ママは適応障害】新型コロナでイレギュラーな事態に対応できた理由は…

新型コロナウイルスによってさまざまな環境の変化がもたらされた、「適応障害」だと診断を受けたママの体験談を紹介しています。ストレスが悪化したそうですが、この大変な状況でも事前準備のおかげで毎日をなんとかやり過ごせているようです。

落ち込む女性

 

私は現在、4歳になる長女と1歳の次女を持つワーママです。実は次女を出産後に睡眠障害や子どもに対するイライラ感が高まるなど、情緒不安定さが強く出るようになり、精神科を受診したところ「適応障害」と「抑うつ」と診断を受けました。そんな私にも今回の新型コロナウイルス感染拡大の影響で大きな環境の変化がもたらされたのですが、それでも今なんとかやり過ごせているワケをお伝えします。

 

環境の変化① 子どもたちの新生活 

新型コロナウイルスが大きな騒ぎとなりだした3~4月ごろに環境の変化があったのは、ウイルスのせいだけではありません。2人の子どもそれぞれが、新しい環境に飛び立つ最中でもあったのです。

 

長女は就労支援型幼稚園に、次女は保育園に4月から通うことが決まっていたので、3月はその準備にも追われたり、「2人はうまくやっていけるんだろうか……」という心配もありました。特に次女はまだ1歳になりたてで、初めての保育園生活だったこともあり、「楽しく過ごせるだろうか」という気がかりがあったのもこのころです。
 

環境の変化② 新型コロナウイルス感染拡大

そんな新生活への期待と不安が入り交じるなか、とうとう私が住んでいる市にも新型コロナウイルスの感染者が出たとの情報が飛び込んできました。

 

長女と次女の新生活の準備だけでも私にとっては大変なのに、さらに新型コロナウイルスの影響で「このままだと保育園が閉鎖になってしまうのでは?」「本当に安心して通い続けられるのか?」といった心配事がさらに増えることになってしまったのです。


特に次女に関してはまだまだ手づかみ食べの時期でしたし、指しゃぶり癖もあったので、なおさら感染リスクが上がってしまうのでは……と不安で頭がいっぱいでした。

 

環境の変化③ 収入源が減った

結局私が住んでいる地域は4月を過ぎて緊急事態宣言の対象地域となってしまい、長女と次女が通っている両園から登園自粛要請の通達が来ました。自営業の立場である私は、子どもたちがお休みになると自身も仕事を休まざるを得なく、実質休業状態です。


長女と次女がそれぞれ通っている園は、両方とも布パンツ代や給食維持費など、保育料以外にも諸経費が自己負担となる園です。しかし、園を休んで自宅保育になっても子どもの昼食費などの諸経費はかかり続けるばかりで、その事実に私は胃が痛くなるばかりでした。

 

事前準備をしていた私 

さまざまな不安を抱えている私でも、今なんとかやり過ごせているのは「事前準備をしていた」からだと言えます。


たとえば休業状態になったフリーランスには、国から支援金が受け取れる制度があり、その準備をあらかじめおこなっていたことや、もともと心配性な性格なので、いつ自宅保育をしても大丈夫なようにと室内遊具などを新たに購入していました。

 

 

適応障害持ちで、子どもたちの新生活の準備をせっかく整えた途端に災難がめぐる一大事となりましたが、支援金受け取りの準備や新しい室内遊具の購入など、さまざまな事前準備をおこなったおかげで、割と今は平穏な気持ちで過ごせています。

 

 


著者:山本加奈子

2児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。

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