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コロナ禍がきっかけで初めてママ友ができました【体験談】

出産後に移住をして当初は周りに友だちがいなかったママでしたが、仕事・家事・育児と忙しく寂しさはなかったそうです。しかし新型コロナウイルスがきっかけでママ友ができ、友だちの良さを改めて実感したというお話です。

ママ友

 

私は、妊娠する前からママ友という言葉にネガティブなイメージを持っていました。難しい、怖い、わずらわしい……。子どもが保育所に通い始めてからも、ほかの保護者とは積極的に関わっていません。家事、子育て、仕事と毎日やることがいっぱいで、友だちが近くにいないことがストレスになることはありませんでした。そんな私に初めてママ友ができたのは、新型コロナウイルスの流行がきっかけだったのです。

 

出産後4カ月で移住

夫の転職のため、私は出産後4カ月で引っ越しをしました。引っ越し先は、夫の実家がある地方都市。義母と同居です。私は生まれてからずっと都心で過ごしてきて、友だちも近くに住んでいました。ですが引っ越しをしたことで、生活圏に友だちがゼロに。

 

たしかにはじめは不安がありましたが、新しい生活、新しい家族関係を作りあげていくことや子育てに夢中になっているとあっという間に時間が過ぎてしまい、友だちのいない寂しさを感じる暇さえありませんでした。

 

コロナ禍で公園をハシゴ

私が仕事を始め子どもが保育所に通い始めてからも、積極的に友だちを作ろうとはしませんでした。ですから今回の新型コロナウイルスの流行を受けて子どもが登園自粛を余儀なくされても、友だちと遊ぶでもなく、家で家族と遊んで過ごしていました。しかし家でできることも限られていて、結局DVDやネットを観てダラダラ。これでは子どもによくないのではと思い、公園に出かけました。

 

普段だったら大きな公園に行っていたのですが、今回の状況下では遊具も使えず人が多いのも気になります。そこでブランコとすべり台だけといった小さな公園を30分ごとに移動することに。私たち親子以外に人もいないし、目先がドンドン変わるので子どもも楽しそうに過ごしていました。

 

ママ友1号と出会えました

同じようなことを考える人はどこにでもいるようで、公園で2日続けて同じ親子に会ったのです。少し話をすると、子どもは同い年。私も向こうのママも移住者で、車の免許は持っておらず、移動は徒歩か自転車。ファッションの嗜好も似ていて、親近感がわきました。

 

帰りがけに彼女からLINEの交換のお誘いがあり、私は喜んで受けました。他愛もない話をして共感してもらい、共感する。こんなことがすごくうれしくて、気持ちがラクになるのだということを久しぶりに感じました。

 

 

今までは平日に仕事を休んで光と風を感じながら公園で遊ぶことはできませんでしたが、新しいご縁に恵まれ、忘れていた楽しさを思い出せたのです。新型コロナウイルス感染症は怖く感じますが、新しい生活様式になったことで、これまでにない出会いがあるなど良い変化もあるんだなと思いました。

 

 


著者:小原水月

1児の母。管理栄養士免許取得。「健康が人生をわくわくさせる」をモットーに食と健康の分野でライターとして活動中。高齢出産後、生まれ育った都心を離れ夫の実家がある地方都市へ移住。義母と同居。

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