生まれた娘は、軽く拭いてもらったあと、布に包まれて私の腕の中にやってきました。
感動して、本当にうれしくて、私は子どものように泣きじゃくってしまいました。
「ママならぬ日々」第66話
新生児ってふわっと軽いイメージだったので、抱いたら3kgちょっとの赤ちゃんが思ったよりずっしりしていて、驚きました。命の重みを感じたし、やっと会えたんだという実感がわいて、口から出た感想が「重い」でした。
今思うと、いやそこは「かわいい」だろ?? とツッコミたくなるんですが、夫や助産師さんたちも、すごくホッとした様子で笑っていて、なんだかうれしかったです。
それにしても、あんなに痛くて全然しゃべれなかったのに、出産した途端痛みが消えて、話せるようになるのがすごく不思議でした。人間ってすごい!
監修/助産師REIKO
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