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実は間違ってる人が多い…!?意外と知らなかった、赤ちゃんの「抱っこのキホン」を助産師が解説!

この記事では、助産師監修のもと、抱っこの仕方のキホンを解説しています。動画を参考に、赤ちゃんに安心感を与える抱っこをマスターしましょう。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師宮川めぐみ
特定非営利活動法人だっことおんぶの研究所認定 ベビーウェアリングコンシェルジュ

2001年京都第二赤十字看護専門学校卒業、2002年国立病院東京医療センター附属東が丘看護助産学校助産学科卒業。産科病棟にて約12年間助産師として勤務し、多くの妊産婦、褥婦、新生児のケアに関わる。2013年に退職後パリで数カ月過ごし、自分自身と向き合う。大切にしていきたいことなどに気づいて「lier」を立ち上げ、個人の活動を開始する。現在、東京23区内で新生児訪問、母乳育児相談を中心に母子のケアに携わる。 *ベビーウェアリングコンシェルジュとは、親子ともに安全で快適な抱っこやおんぶを指導します。素手だけでなく、各種道具(子守帯)を使っても実現できるように指導できる技術を有しており、専門の教育を受けた者です。世界中には60以上のベビーウェアリング・スクールが開設されています。日本ではだっことおんぶの研究所が主催する養成講座のみがベビーウェアリング・スクールとしてカウントされています。
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赤ちゃんがなかなか泣き止まなかったり、寝てくれなくて長時間抱っこしていると、さすがに体がキツくなってきますよね。そういった悩みは、姿勢を少し見直すだけで解消できるかもしれません。

 

抱っこ姿勢の見直しで解決することは?

●高めの位置で抱っこすることにより、重心が合い、手首への負担が少なくなります。腱鞘炎の予防にも

●赤ちゃんがラクだと感じる体勢になることで、反り返りなども防げます

●どんどん大きくなってくると、抱っこが大変に。足をM字に開かせることで赤ちゃんのほうからしがみついてくれるので、素手での抱っこがラクになります

 

たて抱き(コアラ抱っこ)

 

1.寝ている赤ちゃんを迎えにいくように体を近づけて抱き寄せます

 

2.赤ちゃんのおしりが、抱っこする人のおへそよりも高い位置にくるようにします

 

3.赤ちゃんのおしりから太ももにかけてをなで上げるようにしながら、赤ちゃんのおひざがおしりよりも高い位置にくる形で両足をM字に開きます。

足がM字になっていると、自然と腰からおしりのあたりにカーブができて、抱っこする人の胸のところに持たれかかるような体勢になり、反り返りにくくなります

 

4. 赤ちゃんのおしりの下に腕を入れ、肘から手首の広い面積で赤ちゃんのおしりを支えます。このとき、手のひらを下に向けると手首に負担がかからなくなります

 

5.最後にポイントを見直し!

□赤ちゃんの位置は、頭・おでこにキスができる距離になっている?

□赤ちゃんのおしりが抱っこする人のおへそと同じかそれ以上の高さにある?

□赤ちゃんの足はM字に開いている?

□赤ちゃんの腰からおしりにかけて丸くなっている?

□抱っこする人の胸にもたれかかるような形になっている?

 

 

よこ抱き(浮き輪抱っこ)

 

1.赤ちゃんを横向きに抱えたら、頭が抱っこする人の肩くらいの位置にくるように腕で支えます

 

2.両腕で浮き輪を作り、その中に赤ちゃんの腰からおしりにかけてはまるようにします

 

3.赤ちゃんの足をクロスさせて、背中がゆるやかにカーブするような体勢にしてあげると落ち着きますよ! 足をクロスさせることで脱臼予防にもなります

 

 

赤ちゃんに安心感を与えるには、背中から腰、おしりにかけて丸くなるような姿勢にさせるのがポイント。意識して抱っこしてみてくださいね。

 

 

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