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これで夜ぐっすり眠れる!保育園で実践している、人気の夏遊び4選!

保育士の中田馨さんが、保育園で実践している「自己肯定感」を育てる遊びを教えてくれました。今回は夏にぴったりな遊びをご紹介。お水の移し替えあそびやプールあそび、色水あそび・氷水あそびなど詳しく解説!

子どもの夏の遊びのイメージ

 

こんにちは、保育士の中田馨です。今年もジリジリと暑い夏がやってきました。夏、子どもと遊ぶときに気を付けたいことは「暑さ」です。外に行けるのは早朝もしくは夕方くらい。さて、昼間はどうして過ごそうかと悩むところです。

 

今回は、私の保育所でも実践している、水を使った夏遊びを紹介します。水で涼みながら昼間に思いっきり遊んで、夜はぐっすり眠りましょう!

 

お水の移し替え遊び

子どもは水を移し替えることが大好きです。でも、その移し替えをテーブルでされるとビチョビチョになってママが大変なので、お部屋ではなかなかできませんよね。

 

お水の移し替え遊びは、ぜひお風呂でしましょう。ママと一緒にお出かけしたあとのシャワーのついででもOKです。濡れても大丈夫なテーブルなどがあるとさらに遊びやすいです。コップやペットボトルに入った水をこっちに入れたりあっちに入れたり。いろいろな形や大きさの容器を用意して、満足するまで好きなだけ遊んでもらいましょう。お風呂なのでこぼしても気になりませんし、こぼれないように移し替えられたら満足感を味わうことができます。
 

プール遊び

庭やベランダ、お風呂などに、ビニールプールやベビーバス、たらいなどに水(ぬるま湯)をはって遊びます。水につかっているだけでも楽しいのですが、コップやジョーロ、ペットボトルなどがあれば、水を入れたり出したりできるので遊びが広がります。

 

また、タオルやスポンジをつけて水が含まれる感触を感じたり、絞って水が出る様子見るのも楽しいです。水風船を作ると、目をまん丸にして大喜びしてくれます。見て、触って、感じて。全身で水を感じることができるプール遊びは、夏の遊びの王道です。
 

プール遊びをするときの注意点です。実は10~20cmほどの水深でも、子どもは溺れるといいます。ですので、プール遊びをするときは、子どもから目を離さないようにしてください。また、水温が32度以下になると体温が下がるといわれていますので、水温が冷たくなってきたらお湯を足すなどしてください。入水時間は0~1歳児の場合は、15分~20分程度。2歳児は、間に5分程度の休憩をはさんで40分程度を目安にしましょう。

 

色水遊び・氷水遊び

透明のコップや容器に、赤、黄色、青などの色水を入れ、移し替えたり混ぜてみたりする遊びは、子どもの想像力を育みます。色水は絵の具や食紅で作ってもOKですし、花ビラをつぶして水を混ぜて作ってももちろんOK。色水の鮮やかな色は、子どもの興味・関心を高めます。それが花びらからできることを知ると、草花への興味にもつながります。色を混ぜ合わせ、新しい色ができた満足感や達成感は自己肯定感を育ててくれます。


また、氷水遊びもおすすめです。バケツの中に水をはり、氷を入れてみましょう。その中に手を入れて「冷たい! でも、楽しい!」。氷をこんなに自由に触れることって、あまりない経験です。製氷機の氷もいいですし、タッパーで作った大きい氷も大喜びしますよ。
 

どろんこ遊び

「よし! 今日は気合を入れて思い切り遊ぶぞ!」という日は、どろんこ遊びにチャレンジです。土(砂)に水を混ぜるとドロドロになる。最初はチョット触るのを躊躇していたのに、その手触りや感触が気持ちよくて豪快に遊び出し、ズボンもTシャツもドロドロに!

 

手で触ったり、スコップですくったり、カップに入れたり。団子を作ってみようとチャレンジする子もいるでしょう。最初はただ触っているだけだったけど、そのうちごっこ遊びが始まります。どろんこ遊びは、毎日はできないかもしれませんが、ぜひ経験させてあげてください。どろんこを触ることで、子どもの想像力、集中力や感性を育てています。ぜひママも一緒になってドロドロになりながら遊んでみてください。

 

 


夏だからこそできるのが水を使った遊びです。手を洗うとき、お風呂に入るときなど、水やお湯を触るときのキラキラした表情で遊ぶ子どもを思い出してください。そして、楽しい水遊びで必ず守ってほしいことは、そばで大人が見守ること。子どもから目を離さないようにしましょう。今年はお家の中でできる水遊びで、暑い夏を涼しく過ごしてみてくださいね。

 

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
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    この記事の著者
    著者プロファイル

    保育士中田馨
    一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長

    0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!

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